グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード新ヴィンテージ

昨年末、銀座コリドー街に「グランポレール ワインバー トーキョー」がオープンした。サッポロビールによる日本のプレミアムワイン「グランポレール」の初のコンセプトショップだ。国内4つの産地のうち、長野県の安曇野池田ヴィンヤードの新ヴィンテージ(3月末発売開始)を、料理と合わせながら消費者に直接アピールする会が催された。

醸造責任者の工藤雅義、「日本のワイナリーに行こう」の著者・石井もと子の両氏が、産地の特徴やワインの個性を対談風に説明した。

speechkudo

安曇野池田ヴィンヤードは、標高が平均580mの高地にあり「日較差が大きく、十分な糖も酸も得られる。石が多い傾斜地のため、水はけが大変よく葡萄樹に水分ストレスがかかるため、特に赤ワインにはよく豊かな色とタンニンが得られる」条件の揃った場所だ。

シャルドネ2014 2014年は、8月に降雨量が多くやや日照不足ではあったが栽培管理の徹底と厳しい選果で乗り切った。樽醗酵の後シュール・リーで4か月樽熟成。ノン・マロラクティック「以前のがっちりタイプから変わりエレガント」と、市場の求めるスタイルへの転換を石井が賞賛した。

シラー2013 「代表的な国際品種7つの中で今まで経験のないものをこの畑で取り組み始めた」もののひとつ。7〜9月の日照量にも恵まれ9月の低い夜温も功を奏した年だ。マセレーション11日間。バリックで15か月熟成。「シラー特有の黒胡椒の香り」が綺麗だ。

 その他メリタージュを含め、いずれも千〜2千本の生産だが、今後樹齢が上がり収穫量が増えることを期待したい。(Y. Nagoshi)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る