第8回「Champagne Joie de Vivre シャンパーニュ ジョワ・ド・ヴィーヴル(生きるよろこび)」賞 映画監督の河瀬直美氏へ

5月31日に、シャンパーニュ委員会 (Comité Champagne) 日本事務局により「Champagne Joie de Vivre シャンパーニュ ジョワ・ド・ヴィーヴル(生きるよろこび)」賞の授賞式及びカクテルパーティが開催された。

この賞は、国を越えて生きるよろこびを分かちあう「シャンパーニュの精神」のシンボルとなる方、その画期的独自性に国際的共感を得て活躍している方に授与される。日本では今年第8回目となり、昨年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ賞を受賞、前作「あん」が今春パリで既に上映されるなど、フランスとの関係も深い映画監督の河瀬直美氏に与えられた。

joedevivre

主催のシャンパーニュ委員会からは、日本事務局代表の川村玲子氏がこの賞についての解説をし、フランス本部の広報部長ティボー・ルマイユーも駆けつけて「河瀬氏の作品づくりは、厳しい気候や荒々しい土壌の中でシャンパーニュを生み出すのと同様に思考の高みだ」などと祝賀を述べた。

 

河瀬氏は、副賞として与えられたシャンパーニュ訪問を終えて帰国したばかりだった。5月22日まで、第69回カンヌ国際映画祭に短編コンペティション部門などで審査委員長を務めた後に、シャンパーニュまで足を伸ばしたという。

 

地下40メートルの地下セラーを3か所1時間ずつ歩き、沖縄ほど暖かいカンヌ滞在の後で風邪をひいたというが「地下セラーの中でも、シャンパーニュはずっと生きている。その生命力に感動し、セラーを歩いていて、映画を撮りたい! と思いました」。ランス近郊のゲストハウスから見える葡萄畑の風景を楽しんだり、若い造り手が代々の歴史を守り抜こうと奮闘する様子にも惹き付けられたりした。「生きたものづくりに、まさに、生きるよろこびを感じられました。私にとっても、ひとつひとつの作業を積み重ねていくことが生きるよろこびです」と語った。

 

 

joe授賞式には、「あん」に出演した樹木希林、永瀬正敏、浅田美代子らも駆けつけて、パーティに華やぎをもたらした。また、ちょうど前日が河瀬氏の誕生日だったため、二重の祝福となった。(Y.Nagoshi)

 

歴代の受賞者は以下の通り

第1回 池坊 由紀/池坊次期家元

第2回 堀木 エリ子/和紙デザイナー

第3回 尾上 菊之助/歌舞伎役者

第4回 金子 三勇士/ピアニスト

第5回 麻実 れい/女優 元宝塚

第6回 坂 茂/建築家

第7回 千住 博/日本画家

千住 明/作曲家

千住 真理子/ヴァイオリニスト

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