長期熟成のポテンシャルを示す「ニーノ・フランコ」のプロセッコ

ヴェネト州ヴァルドッビアデーネ村に1919年に設立されたプロセッコ生産者「ニーノ・フランコ」では、3代目となる現当主プリモが「プリモ・フランコ」の名前を冠したプロセッコをリリースしてから昨年でちょうど40周年を迎えた。これを記念してニューヨーク、ウィーンなどで特別な垂直試飲会を行ったプリモは、東京でも同様の試飲会を開催した。

 

「祖父や父の代はネゴシアンとして各地の栽培家から葡萄を買い、いろいろなワインを造っていた。しかし、自分はこの地に根ざしたプロセッコ( グレラ種) にフォーカスし、高品質なプロセッコを造ることを目指した。特に1982年に父が亡くなって以降、ワイン造りはすべて自分の手腕にまかされることになった」。

「そこで自分はまず、単一畑の葡萄を使ったヴィンテージ・プロセッコものを造り、自分の名前を冠してリリースすることを決めた。ファーストヴィンテージは1983 年で、リリースは1984 年。また、これまでプロセッコといえば残糖が28~30gもあるドゥミ・セックが主流であったが、生産の主体を残糖7~12 gのブリュットに切り替えることにした」。

 

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