2008年産の特級、一級畑の葡萄から造った新製品「アヤラ ロゼ No.8」

今春、シャンパーニュのメゾン「アヤラ」から新製品「Rose No.8 Brut」がリリースされ、日本市場でも希望小売価格1万円(税別)で発売された。これを機に、2011年からシェフ・ド・カーヴを務めているカロリーヌ・ラトリヴ女史が初来日した。

1860年、アイ村に創業したアヤラは1882年に設立されたグランドマルク協会の創立メンバーの一人でもある由緒あるメゾンだ。アヤラのスタイルは全ての製品レンジにおいてシャルドネを前面に出し、フレッシュでエレガント、ピュアで輪郭のすっきりした味わいに特徴がある。ドザージュの量も抑え目で、「Brut Nature」のようにまったくしない製品もある。2005年にボランジェ傘下となったが、それ以降、ボランジェでは小容量のタンクを新設しクリュごと、ヴィンテージごとに醸造することでこのスタイルを一層際立たせるように努めてきた。

新製品の「ロゼ No.8」はボランジェ買収以降に進められてきたプロジェクトの成果のひとつ。シャルドネ51%はプルミエクリュのリリー・ラ・モンターニュ、また49%を占めるピノ・ノワール(内、5%は赤のスティルワイン)はヴェルジィ、ヴェルズネ、アイといった特級格付けの村の葡萄を使用している。“No.8”という名前の由来は、2002年に匹敵するといわれる2008年産の葡萄を使っていること。瓶熟成7年を含み収穫から8年間かけてからリリースしていること。さらに“8”という数字は、復活や再生を意味するパワフルなシンボルイメージがあることに掛けているとか。ドザージュもちょうど8gで、生産量は1万4700本。(M. Yoshino)

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