- 2015-8-26
- Spirits
メキシコ大使館で行った『サウザブルー』ローンチイベントで、サントリースピリッツ輸入酒部長阿部哲氏はテキーラ市場について「メイン市場である米国ではずっと成長しており、販売数量は2013年で約1400万ケース。もともとはウオッカが大きな市場で伸びてきたが、直近はウイスキーとテキーラが一番の伸長カテゴリー。
今、米国ではクラフトビアとか、アルティザンというエスプリ感のある造りのこだわり、産地、本格感が一番重要なポイントになっている。そういう商品がウイスキーであり、テキーラである。
メキシコのローカルスピリッツだったテキーラがなぜグローバルなスピリッツとして米国で大きく伸長しているか。その主役は100%ブルーアガベテキーラにある。テキーラと名乗るには51%以上ブルーアガベの使用が義務付けられている。
中でも100%ピュアな、ウイスキーでいえばシングルモルトのような100%ブルーアガベテキーラが市場を席巻している」と紹介。また、その飲み方について「マルガリータを中心として明るい雰囲気の楽しみ方がある。一方で造りにこだわったテキーラでは、バーでシングルモルトを飲むような感じで、大人のカッコイイ飲み物というシーンが広がって来るのではないか」と語った。
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