アガベ100%『サウザ ブルー』で“トマテキ”を提案

ビームサントリーが保有する世界2位のテキーラブランド『サウザ』からアガベ100%の新商品『サウザ ブルー』が日本上陸した。サウザ蒸溜所長フェルナンド アヴィラ氏が来日したのを機に、サントリースピリッツがブランドセミナーをメキシコ大使館で行った。

 

フェルナンド アヴィラ氏は「テキーラはメキシコの国民酒であり、世界に向けたメキシコからの贈り物である」と語り、テキーラの製法と新商品を次のように紹介した。

 

「テキーラはアガベからつくられる。これはサボテンでもアロエでもない植物。アガベには140種類以上があるが、テキーラをつくれるのはアガベ・アスール・テキーラナ(ブルーアガベ)の1種類のみ。しかも原産地が指定されている。テキーラの原料に使うのはアガベの球茎部でピニャと呼ばれる。重量は通常25kg位だが、大きいものだと80kgになる。ピニャは繊維と澱粉と複雑な糖分(フルクトース)で構成されている。このままでは発酵しないので、加熱することでグルコースに変えていく。サウザでは秘伝の酵母を使い、発酵させる。テキーラには2つのカテゴリーがある。1つはアガベだけを原料につくられる100%アガベテキーラ。もう1つは発酵前にアガベ以外の糖分を加えてつくったテキーラで、ミクストテキーラとも呼ばれる。いずれも51%以上は原料にアガベを使用し、最低2回蒸溜、アルコール度数は35%〜55%、固形物の混入は認められないことが義務付けられている」

 

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