CSWWC 国際スパークリングコンテスト2016

シャンパーニュと世界のスパークリングワインを対象にしたコンテスト2016 CSWWC(The Champagne & Sparkling Wine World Championships)の表彰式と記念夕食会が、9月1日、ロンドンのテムズ川沿いにあるヴィントナーズ・ホールで開かれた。

 

このコンテストはスパークリングワインのスペシャリスト、トム・スティーヴンソン氏がスパークリングワインだけを対象にして2014年から始めたもので、今回が第3回目。世界的なスパークリングワインブームが後押しして年々規模を拡大しており、2016年は世界26か国から前回より22%多いエントリーがあった。

 

その中から149本に金賞、143本に銀賞を授与した。金賞149のうち69がフランス産(シャンパーニュ67、ロワール2)で、これにイタリア、スペイン、英国、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチンなどが続く。今年は初めてハンガリーと中国のスパークリングワインが金賞を獲得した。

 

授賞式では、シャンパーニュ・ルイ・ロデレール・クリスタル・ブリュット2002(マグナム)に2016年世界最優秀賞、2016年フランス最優秀スパークリングワイン賞が贈られた。同時にルイ・ロデレールのシェフ・ド・カーヴ、ジャン・バチスト・レカイヨン氏にスパークリングワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーの記念盾が手渡された。

 

左から、ジャン・バティスト・レカイヨン(ルイ・ロデレール)、ブノワ・ゴエス(モエ・エ・シャンドン)、シリル・ブラン(シャルル・エドシック)、ヴァンサン・シャプロン(ドン・ペリニヨン) 、下、フレデリック・パナイオティス (ルイナール)

左から、ジャン・バティスト・レカイヨン(ルイ・ロデレール)、ブノワ・ゴエス(モエ・エ・シャンドン)、シリル・ブラン(シャルル・エドシック)、ヴァンサン・シャプロン(ドン・ペリニヨン) 、下、フレデリック・パナイオティス (ルイナール)

 

また、授賞式の会場で金賞ボトルの中からさらに選抜した世界最優秀ボトル(ワールド・チャンピオン)6本と、参加国の最優秀ボトル(ナショナル・チャンピオン)11本が発表された。ワールド・チャンピオンは次のとおり。

Ferrari NV Brut(イタリア)

Santa Digna Estelado Rosé NV Uva Païs(チリ)

Charles Heidsieck NV Brut Réserve、Louis Roederer 2010 Brut Rosé Millésime、Moët & Chandon 2006 Grand Vintage、Dom Pérignon Rosé 1995 P2(いずれもフランス)。

 

今年新しくナショナル・チャンピオンに選抜されたのは

Miguel Torres Santa Digna Estelado Rosé NV Uva Païs(チリ)

Chandon NV Brut Rosé(中国)

Kreinbacher 2011 Brut Classic(ハンガリー)

だった。

 

コンクール創設者で審査委員長のトム・スティーヴンソン氏は授賞式で、

「今回のコンテストでは特にルイ・ロデレールに大きな祝福を贈りたい。というのはエントリーした10 のキュヴェが全て金賞、3つのトロフィーと4つの部門賞を得たからだ。昨年はイタリアのフェッラーリが9 つの金賞を獲得し、イタリア最優秀スパークリング賞とスパークリングワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。これに続く素晴らしい結果だ。このコンテストの役割は世界の新興産地から新しくて興味深いワインを発見し、造り手の努力に報いること。国際的なレベルのコンテストに参加できないスパークリングワイン生産の歴史の浅い地域では生産家が自分達の技量を上達させるのは容易ではない。世界のスパークリングワインをエキスパートが比較試飲するこのコンテストの評価が参考になる」と語った。(T. Matsuura)

画像:CSWWC最優秀ワールド・チャンピオンの盾を受け取るルイ・ロデレールのシェフ・ド・カーヴ、ジャン・バティスト・レカイヨン氏

左から、ジャン・バティスト・レカイヨン(ルイ・ロデレール)、ブノワ・ゴエス(モエ・エ・シャンドン)、シリル・ブラン(シャルル・エドシック)、ヴァンサン・シャプロン(ドン・ペリニヨン) 、下、フレデリック・パナイオティス (ルイナール)

 

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