『コンティニュアム』が2012ヴィンテージから100%エステートワインになった

2004 年にロバート・モンダヴィ・ワイナリーがコンステレーションに買収された後、モンダヴィ家のロバート、マルシア、ティムが興した新しいプロジェクトが『コンティニュアム(CONTINUUM)』だ。

このプロジェクトの基本コンセプトは小さな手工業的なワイナリーで、たった一つの赤ワインをつくること。そして、2008/09 年にナパ/ ヴァレーの東側、ヘネシー湖の上にあるプリチャード・ヒルに約69haの土地を購入した。

 

「これまで私たち家族はヴァレーフロアでワイン造りを行ってきたが、ブルゴーニュの特級畑や一級畑はすべてヒルサイドに集中している。ヴァレーフロアは表土が厚く、保水力が強いため、葡萄の樹勢が強い。青臭く凝縮感に欠く葡萄ができやすい。また、ヒルトップは表土が浅すぎる」

「プリチャード・ヒルの畑は標高400~ 500 m強の西向きおよび南向き斜面にあり、表土が3~4フィート(90 ~ 120cm)。房も粒も小粒で、葉も繁りすぎることがない。火山性の鉄分が混じった赤い土壌はタンニンのテクスチャーに優れ、香りが良く、デリケートで存在感の味わいを備えた葡萄を産出する。標高が高いため、成育期に葡萄樹はほとんど霧の上にある。日中はヴァレーフロアより冷涼、夜は冷気が下に降りるために2℃ほどは暖かい」

「コンティニュアム・エステートは現在、25ha弱、全60 区画にカベルネ・ソーヴィニヨン55%、カベルネ・フラン25%、プティ・ヴェルド15%、メルロ5%の割合で葡萄を栽培している。葡萄樹はもともと91 年、96 年、04 年に植えられたもので、当時はシラーもあった。これはプティ・ヴェルドに切り替え、カベルネ・ソーヴィニヨンは接ぎ木でメルロの比率を上げている」。

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