〜瀬戸内産たこのアヒージョ〜 家飲みワインを手間なくおいしく楽しむための助っ人「メゾンボワール」のオイル漬けシリーズより

その昔「タコは悪魔だと考えられているから、ヨーロッパの人は食べないらしいよ」と、聞いたことがある。それからしばらく、ずっとそのまま信じ込んでいた。確かにヨーロッパでタコ料理に出会うことがあまりなかったからだ。ところが、スペイン西部のガリシア地方へ取材に出かけた時、地元の伝統料理を出す店でお皿いっぱいのタコ料理が供された。いわゆる「タコのガリシア風」だった。

大きくカットされたタコは柔らかな食感で、色鮮やかな赤いパプリカ・パウダーがふりかけられていた。茹でたじゃがいもとパンも添えられて、大満足の一皿だった。同じガリシア地方が誇るアルバリーニョから造られる爽やかな白ワインと楽しんだ記憶がある。

 

「メゾンボワール」の「瀬戸内産たこのアヒージョ」を器にあけてみると、たこと一緒に立方体にカットされたじゃがいもがコロコロと出てきた。タコ&じゃがいもの組み合わせは、ガリシア風のタコ料理を連想させる。そう思うだけでワインを飲みたい気持ちが湧いてくるではないか!

タコは、柔らかいけれど噛み応えもある。角切りのじゃがいもは口の中でほろりとくずれる。きっちりとした塩味とオイリーさがワインを呼ぶ。バジル風味の香辛料が爽やかさを加えているので、フレッシュなソーヴィニヨン・ブランの白ワインに合わせてみることにした。

 

南仏生まれの「ドメーヌ・ドゥ・ラ・モット ソーヴィニヨン・ブラン2015」は、グレープフルーツやフレッシュ・ハーブ的な清涼感にあふれる香りが立ち上る。果実の甘みと爽やかな酸が相まって飲み心地がよい。ナルボンヌの家族経営の造り手のようだが、クリアーでコストパフォーマンスがいいワインだ。「瀬戸内産たこのアヒージョ」と、とても爽やかな相性だ。オイリーさもスッキリするのでもう一口食べたくなる。

ちょうど同じ造り手の「ピノ・ノワール 2014」も少し冷やしめで試してみた。フルーティーでチャーミングな気軽に飲みたいタイプのピノ・ノワールだが、軽すぎず適度な酸とタンニンがある。「瀬戸内産たこのアヒージョ」とも、結構いい。こちらはまろやかな相性で、特にタコそのものと美味しい関係だ。タコのガリシア風は現地では軽めの赤ワインと飲むらしい。なるほど、と納得した。

 

ワインのアテにすると、ひと瓶があっと言う間に空になってしまうかもしれない。でも、その後も「つづき」を是非楽しんでほしい。原材料名の欄には植物油脂としか記してないが、オリーブオイルも使っている。タコもじゃがいももなくなった後でも、オイルとスパイスが残っている。

これをパンにつけて食べても美味しい。塩気が欲しければ、塩や粉チーズを足してもいい。

あるいは、塩とレモン果汁を加えてドレッシングにして野菜をたっぷり食べる。

パスタを塩茹でしてこのオイルをからめてみる。

炒め物などに使うのもよさそうだ。

 

「メゾンボワール」のオイル漬けのシリーズは、他に「陸奥湾産ベビー帆立のオイル漬け」と「国産鶏の砂肝のコンフィ」がある。

「陸奥湾産ベビー帆立のオイル漬け」は2種類のオリーブが入っていて、レモンとハーブで爽やかな仕立て。南仏のニース料理を思い浮かべる組み合わせだ。

「国産鶏の砂肝のコンフィ」は、2色のインゲン豆とともにコンフィにしたもので、ペペロンチーノ味。肉とインゲン豆からはフランス南西部の名物料理、カスレを思い出す。

美味しいワインのある産地の地方料理のエッセンスが取り込まれた、食指を動かすシリーズだ。(Y. Nagoshi)

 

「メゾンボワール」の他のシリーズは、メゾンボワールのホームページ

まだ続編が出るらしい。中島董商店のfacebookページでも最新情報が掲載される

「パンと楽しむスプレッド」シリーズの「フムス」クミンが香るひよこ豆のペーストについてはこちらを

カテゴリー たこのオイル漬け
商品名 nakato メゾンボワール 瀬戸内産たこのアヒージョ 角切りポテトを添えて
容量 90g
原材料 植物油脂、たこ、じゃがいも、乾燥たまねぎ、食塩、ローストガーリック、香辛料など
販売者 株式会社ミナト商会
カテゴリー 帆立のオイル漬け
商品名 nakato メゾンボワール 陸奥湾産ベビー帆立のオイル漬け 2種類のオリーブを添えて
容量 90g
原材料 植物油脂、ほたて、オリーブ塩漬、乾燥たまねぎ、食塩、香辛料、濃縮レモン果汁など
販売者 株式会社ミナト商会
カテゴリー 砂肝のオイル漬け
商品名 nakato メゾンボワール 国産鶏の砂肝コンフィ 2色のインゲン豆を添えて
容量 90g
原材料 植物油脂、砂肝、赤いんげん豆、白いんげん豆、食塩、香辛料など
販売者 株式会社ミナト商会
カテゴリー 白ワイン/赤ワイン
ワイン名 ソーヴィニヨン・ブラン/ピノ・ノワール
生産者名 ドメーヌ・ド・ラ・モット
生産年 2015 / 2014
産地 フランス/ラングドック
主要ブドウ品種 ソーヴィニヨン・ブラン/ピノ・ノワール
希望小売価格 各 1,500円
輸入元/販売店 中島董商店
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る