明治屋が初の直営ワインバー 複合施設「京橋エドグラン」内に

明治屋は本社ビルに隣接する新たな複合施設「京橋エドグラン」内に、直営ワインバー『明治屋ワイン亭』を出店。また、同施設内に直営レストラン『京橋モルチェ』も同時にリニューアルオープンした。

同社が初めて手掛ける直営のワインバーのコンセプトは、「大人が落ち着ける居心地の良さ、ワインと料理の未体験のマリアージュを楽しめる次世代志向のワンランク上のワインバー」という。

 米井元一社長は記者内覧会で「当社のワインビジネスは、明治23年にフランスからワインを輸入して皇室に献上したのが最初。ボルドーのJJモルチェ社は平成元年に買収し、現在では当社の子会社になっている。こうしたワインでの長い歴史と同時に、ヨーロッパやアメリカから食料品を輸入し、日本における西洋食文化の伝道師、パイオニアとしての役割を担ってきたと自負している。そこにもう一度立ち返るために直営ワインバーを出店した」と挨拶。

店内には、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、チリ、アルゼンチン、ニュージーランド、オーストラリアの合計8か国から選りすぐりの直輸入ワインの120品目を厳選し、温度設定の異なる5台のワインセラーに約540本、デイセラーに60本、の合計約600本を常時在庫する。

グラスワインは1杯600円から1800円前後、ボトルワインは1本3000円から2万円前後で提供。ワインと料理のマリアージュを最大限に楽しめるように工夫した。

ワインのサービスはワインのアエレーション(通気活性化)を促すデキャンタ器材を揃え、短時間でワインを飲み頃のコンディションにしてサービスする。エグゼクティブチーフコンサルタントとしてドミナス・オーナーでシェフソムリエの井手勝茂氏が監修した。

店舗面積は約51㎡(約16坪)。席数は28席(カウンター10席、テーブル18席)。営業時間は平日16:00~23:00(22:00LO)。定休日は土日祝日。想定客単価は4000円。

画像:ワインのボトルがずらりと並ぶ店内

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