キリンがクラフトビール専用小型ディスペンサー導入へ

クラフトビールの商品戦略では無限の可能性を追求した新しいビールを次々に開発して提案していく。その情報発信拠点である、スプリングバレーブルワリー(SVB)は現在、代官山と生麦の2か所から、新たな店舗を京都に拡大する。

さらに、飲食店におけるクラフトビールの接点拡大を目指して、小型の専用ディスペンサー「Tap Marché(タップ・マルシェ)」を開発し、新しいクラフトビールの楽しみ方を提案する。取り扱いは簡便で、3ℓの小型ペットボトル容器を取り付けることで使用可能。1台で4品種を扱え、液種は8品種から選べる。自店にあったクラフトビールが選択可能となり、省スペースでペットボトル交換も容易なため、飲食店の課題解決につながる。首都圏エリア(1都3県、東京、神奈川、埼玉、千葉)で4月を目処に順次導入を開始し、1000 店での取り扱いを目指す。

このディスペンサーはワインセラーなどでも一部見られるペルチェ方式で保冷機能を備えている。ペットボトル容器はメルシャンのワインで既に導入している薄い炭素膜(DLC)加工された優れものだ。(A.Horiguchi)

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