カリスマブリュワーの ビールペアリング

クラフトビールのカリスマ的伝導師、ギャレット・オリヴァー

クラフトビールのカリスマ的伝導師、ギャレット・オリヴァー氏が来日し、西麻布の「HOUSE」でビールと料理のペアリングを披露した。ちなみにオリヴァー氏がブリュワーを務めるニューヨーク、マンハッタンの「ブルックリン・ブルワリー」は、日本のキリンと資本提携を結んでいる。
ビールにはレシピがあり、ワインよりも料理に近いとオリヴァー氏。興味深いことに、アメリカを代表するスターシェフである「フレンチ・ランドリー」のトーマス・ケラーとコラボレートし、9皿のコースにビールを組み合わせたこともあるという。
以下の解説はHOUSEの料理に合わせて彼が選んだ、ブルックリン・ブルワリーのビールと、その相性について。

ハマチのタルタル&ブラッドオレンジのシャーベット X BEL AIR SOUR

BEL AIR SOURは、酸味の高かった昔のビールを現代の技法で再現したもの。特殊な乳酸菌を加えて乳酸発酵を起こさせ、36時間後に麦汁を搾り、一度煮沸のうえ発酵。通常よりも多くのホップを用いて、味や香りを整えている。爽やかな酸味が支配的で、パイナップルやマンゴーといったトロピカルフルーツの香りももつ。アルコール度数は5.8%と標準的。
ビールのもつ酸味がオレンジシャーベットの酸味と調和。いわゆるタタキの状態にあるハマチのオイリーな身質をビールの酸味が中和し、爽やかなフィニッシュをもたらす。
(text & photos by Tadayuki Yanagi)

つづきはWANDS 2017年4月号をご覧ください。ウォンズのご購入・ご購読はこちらから

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る