ベルギービールの話題/定義拡大で発泡酒からビールへ

定義拡大で発泡酒からビールへ

「ベルギービールはほとんどが発泡酒」といわれてきた。日本の酒税法ではビールには認められていないハーブやスパイス、フルーツなどが広く使用されているからだ。それが多種多様なベルギービールの魅力でもあるわけだが、酒税法上は発泡酒としか名乗れないジレンマをずっと抱えて来た。これが来年4月からのビールの定義拡大により、副原料の使用基準が大きく緩和され、麦芽比率も現行67%以上から50%以上に引き下げられることで一部解消される。ホワイトビールの代表銘柄はビールに格上げされる見通しだ。

 

カテゴリー定着、ブランド集約化も

ビック酒販38 店舗の売上ランキング(上位20 銘柄)をまとめた。「海外ブランドビールの中でもベルギービールは依然として安定的な売れ筋アイテムとなっている」とビック酒販新宿東口店の大宮友紀店長は語る。

多種多様なベルギービールの特徴は、種類が豊富なため、一括りにして語ることが難しい。しかし、そうであるからこそ、ドイツビールやアメリカビールよりも独立した一つのカテゴリーとして認知される傾向が強い。ランキングにはほとんど有力銘柄が名を連ねており、ブランドの集約化も進んでいることがうかがえる。

 

上半期のベルギービールは二桁減か

1~ 6 月累計のベルギーからの輸入実績をみると、ビールは対前年同期比88.9%、発泡酒が79.2%(果汁添加は88.6%)で推移しており、上半期は2桁減で折り返した。インポーター各社からは「クラフトビールに押されている感じ」といった声が聞かれる。

とはいえ、ベルギービアカフェの草分けブラッセルズが新宿の店舗を、「ブラッセルズビアプロジェクト新宿」に改装して以降、集客は好調のようだ。醸造所と協働し、クラフトビールの要素を取り入れた商品展開に取り組んでいる。(A.Horiguchi)

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トップ画像:ビック酒販新宿東口店の大宮友紀店長

ビック酒販のベルギービール売り上げランキング
順位 商品名
ヒューガルデン ホワイト
デュベル
シメイ・レッド
シメイ・ブルー
ニュートン 青リンゴビール
ヴェデット・エクストラ ホワイト
白濁(しろにごり)
ヒューガルデン 禁断の果実(アダムとイブ)
シメイ・ホワイト
ヒューガルデン グランクリュ
ドゥシャス デ ブルゴーニュ
ベル・ビュー クリーク
グーデンブーム オルヴァル
ギロチンビール
ヒューガルデン ロゼ
ブーン・クリーク
デリリウム・トレメンス
グーデン カロルス
ロシュフォール8
ロシュフォール10
※ビック酒販38店舗、集計期間は2017年7月1日~7月31日
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