サントリーワインインターナショナル 全国のセブン-イレブン限定ワイン「ワールドプレミアム」シリーズ共同開発

全国の「セブン-イレブン」で、昨年6月からのテスト販売を経て「ワールドプレミアム」」シリーズを12月12日より発売を開始した。セブン・イレブン・ジャパン商品本部 飲料・加工食品部 チーフマーチャンダイザーの上條智氏と、サントリーワインインターナショナル輸入ブランド部 課長の三宅智子氏が、商品のコンセプトや開発の経緯について語った。

今回の6ヶ国からのワインは、既存のアイテムではなく「日本人の味覚」や日本人の食生活に合わせてサントリーと結びつきのある「銘醸ワイナリー」で開発されたオリジナルワインという点がポイントだ。失敗しないワインを選びたいという初級レベルから、ワインを飲むのが楽しい、さらには食と合わせて選びたい中級クラスのニーズをとっていくことが重要だ、との内容を上條氏は説明した。

そのために、各国の有名ワイナリーと繋がりの深いサントリーワインインターナショナルとダッグを組むことに決めた。そして6種類共通のラベルで販売することで、より選びやすいブランド構築を図るのが狙いだ。

 三宅氏は、現在ワイン市場には2つの課題があると言及した。ひとつは1コインの低価格帯から脱却できていないこと。もうひとつは、消費者にとってワインが選びにくい商品であることだ。そこで、リーズナブルでありながら、日本の食文化や食生活にあった商品開発をセブン-イレブンと共に行い、問題解決にあたりたいと考えた。

そして、和食にはみりん、醤油、砂糖を使うことが多いことに着目し、旨味(+甘味)をキーワードとしたワイン開発を進めた。

2年の開発期間の結果選ばれたワインとお薦めのおかずやおつまみは以下の通り。

 

「フランス ボルドー」赤/1,380円(以下すべて税込)×「金のビーフシチュー by 7&i」

「イタリア キャンティ」赤/1,440円×「ミートソースドリア」

「ドイツ リースリング」白/1,380円×「ほぐしサラダチキン by 7&i」

「オーストラリア シラーズ/ヴィオニエ」赤/1,380円×スモークタンby 7&i」

「チリ カルメネール」赤/1,380円×「金の直火焼きハンバーグby 7&i」

「日本ワイン 甲州」白/1,780円×「野菜スティック 味噌マヨネーズ」「おでんby 7&i」

 

 すべてをブドウ品種銘柄にしなかったのは「銘醸ワイナリー」が造ったことを強調するためだという。1,000円を超えた価格帯でもあるため、品質の高さを訴求するために店頭ではポップをつけてしっかりと説明していく。また、毎週行う全国各支社のフランチャイズ会議においても、サントリーの協力を得てワイン教育を継続していく予定だ。

いずれも味わいのバランスがよく、口当たりもよくアプローチしやすいワインだった。日本全国に2万店近くあるセブン-イレブンに、どこも横並びで6種類が並ぶわけではないが、このシリーズがヒットして1,000円の厚い壁が破られることになれば、今後のワイン市場に明るい光が差し込みそうだ。加えて、飲食店と同様にワインが売れれば(食品の売り上げも含めて)客単価が上がる、と店主が感じればワイン市場の底上げに拍車がかかる可能性がある。

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