メルロー&カベルネ2016 待望の赤ワインをリリースした信州たかやまワイナリー

2016年産ブドウから仕込を開始した信州たかやまワイナリーが、ファミリーリザーヴ「Naćho」赤白と、バラエタルシリーズの「シャルドネ2016」「ソーヴィニヨン・ブラン2016」に続いて、2月10日から待望の赤ワイン「メルロー&カベルネ2016」を初リリースした。

信州たかやまワイナリーは2016年に地元の醸造用ブドウ栽培農家12名が株主となって設立され、同年8月に最大製造能力70t規模の醸造能力をもつワイナリーが竣工した。( 詳細はWANDS誌2018年2月号参照)

今回、満を持して発売されたメルロー&カベルネ2016 は、100%高山村で収穫された栽培農家7軒のブドウを畑別に発酵、熟成。メルロー86%、カベルネ・ソーヴィニヨン14%の比率だが、極く少量(1%未満)カベルネ・フランもブレンド。フランス産オーク樽(新樽100%)で7か月熟成。無理な抽出はせず、明るく澄明な色調を保ち、赤いベリーやナツメグ、シナモンなどのハーブの香り。軽めのボディながら、円く繊細なタンニンとピュアな酸、余韻の長さが特徴で、冷涼地の赤の特徴をよく出している。税込み価格は2700円。

「2016年は梅雨時の雨は少なかったものの、9月の雨量は1996年以来最も多かった。しかし4月~10月までの平均気温は平年より高く、9月後半から10月にかけて日照も持ち直した。初醸造の2016年では味わいや香り、食とのバランス、衛生環境管理に努め、白では少し高めの発酵温度とすることでエステル類や吟醸香をおさえること、赤ではセニエを一切行わず、できる限り自然な醸造を心掛けた」と、醸造責任者の鷹野永一氏。

2016年は造られなかったが、将来的に、良い年には最上級レンジのプレミアムシリーズも手掛ける予定だ。(M. Yoshino)

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トップ画像:涌井一秋社長(左)と鷹野永一氏

 

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