日本ホテルバーメンズ協会(HBA)カクテルランキング/その2 ショート

外国人観光客の増加により、ホテルの稼働率が上がり、付帯施設であるホテルバーの喫食率も高まっている。こうした中で、ホテルバーで飲まれるカクテルはどう変化していくのだろうか。前号のロングカクテル(ベスト5)に続き、今回はショートカクテル(ベスト10)について、日本ホテルバーメンズ協会(HBA)がまとめた会員ホテルカクテルランキングンをベースに、本誌が集計(点数化)したのが別表の通りである。

 

HBAカクテルランキング(ショート)
順位 2014 2013 2012 2011
(76店) (72店) (65店) (63店)
1 マティーニ 699 675 605 587
2 ホテルオリジナル 684 676 585 442
3 マルガリータ 509 480 446 452
4 ギムレット 501 487 429 411
5 ダイキリ 302 333 324 301
6 マンハッタン 222 163 160 161
7 サイドカー 173 174 164 172
8 コスモポリタン 158 133 88 73
9 ノンアルコール 137 102 100 87
10 ホワイトレディ 125 118 115 100
注)ランキングを1位から10位まで、10点から1点で点数化。

これによると、過去4年間でショートカクテルの第1位は「マティーニ」で、2位「マルガリータ」、3位「ギムレット」が続いている。なお、ここでいうマティーニはジンをベースにしたクラシックなドライマティーニでウオッカマティーニとは区別されている。ウオッカギムレットも同様だ。

 

マティーニの特徴は、様々なアレンジが見られることだ。こちらはホテルのオリジナルカクテルに含んでいるが「〇〇マティーニ」と呼んでいる。例えば、ストロベリー、アップル、マンゴー、柚子、ラズベリー、ザクロ、桜、ワサビ、フレッシュフルーツなどがある。

 

さらに、チョコマティーニやコスモポリタンマティーニなどの女性に人気のカクテルもある。マルガリータやギムレットのアレンジはせいぜいジンジャーぐらいなのでアレンジの多さが際立っている。

 

ホテルのオリジナルカクテルの指名率は年々高まる傾向にあるが、一方で、ベーシックなカクテルの指名率もアップしている。これは原点回帰のトレンドとも読み取れる。今後、どのように変化するのだろうか。

 

なお、表出できなかったカクテルでは、「バレンシア」「アレキサンダー」「ヨコハマ」「雪国」「楊貴妃」「バラライカ」「ブルームーン」「チェリーブロッサム」「ジャックローズ」「XYZ」などがある。いずれも素晴らしいカクテルだ。

(A. Horiguchi)

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