INTERVIEW/アガベ100%テキーラ日本上陸 カクテルベースの広がりに期待

今年はテキーラの世界№1ブランド『クエルボ』と2位『サウザ』から、相次いでアガベ100%テキーラが日本上陸した。また、『クエルボ』では初の世界大会(10月30日~11月3日)に向けて日本代表選考会が開催されるなど、「マルガリータ」を中心にカクテルとしての広がりが注目される。日本テキーラ協会会長の林生馬氏に日本におけるテキーラ市場の現状と今後の活動について聞いた。同氏は今年からテキーラ規制委員会(CRT)公認セミナーのプロジェクトリーダーとして、会員である「テキーラマエストロ」(約1800人)に対する啓蒙活動を強化する。

 

―アガベ100%テキーラの広がりは。

『クエルボトラディショナル』『サウザブルー』がローンチされたことで、これから一気に広がるのではないかと期待しています。これまでの日本では、海外では当たり前となっているカクテルベースでも使えるような手頃な価格帯のアガベ100%テキーラがありませんでした。新商品の価格は2000円前後で、さらに割安な『アガバレス』なども勢いがあるので、今後はバーテンダーの使用機会が増えると考えられます。アガベ100%テキーラのシェアは現在の8%から2020年には50%位まで高まり、諸外国と並ぶ水準になるのではないでしょうか。

 

―カクテルは「マルガリータ」ですか。

そうですね。あとは「テキーラサンライズ」やメキシコで一番人気の「パローマ」です。日本ではマルガリータはショートカクテルの代名詞ですが、メキシコや米国ではフローズンや大ぶりのロックグラスに注いで飲まれるのが一般的です。ショートカクテルではさすがにアルコール度数が高いので、食中酒には向かないからです。外国人が日本のバーでマルガリータを注文してショートで出てくると逆にびっくりするぐらいです。

協会では2007年の設立当初から「パローマ」を推奨していますが、知名度はまだまだです。ですから、テキーラベースのカクテルを広げていくには、マルガリータのバリエーションを増やして行くことが一つの解決策になると思います。

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