ワールドクラス2018 ジャパンファイナル BAR AVANTI 新井加菜氏 3部門を制し見事な総合優勝

ワールドクラスは、ディアジオ社によるバーテンダーコンペティションで2009年に始まった。毎年規模が拡大し、世界一のバーテンダーを決める世界最大級の大会として知られている。カクテルそのものの評価だけでなくバーテンダー自身の能力や魅力を讃え、バー業界の活性化につなげるのが狙いだ。

2009年の世界大会は24か国のメンバーで開催された。今年は60か国以上から25,000人を超えるエントリーがあったという。各国からの代表が集う2018年の世界大会は、ドイツのベルリンで10月に開催される。2011年の世界大会で優勝した大竹学氏、2015年で優勝の金子道人氏につづく躍進を期待し、キリン・ディアジオ主催の日本大会優勝者の新井加菜氏にも熱い視線が注がれている。

 

ジャパンファイナル2018

一次審査(書類選考)、二次審査(実技・知識測定)を経て選ばれた10名の選手により、ジャパンファイナルは5月24、25日の2日間にわたって競われた。前年の世界大会を反映し、以下の4つの競技が準備された。

「シグネチャー カクテル チャレンジ」バーテンダー、バーの特徴を表現する、いわば名刺代わりとなる特別なオリジナルカクテル。新井加菜氏が勝ち取った。

「タンカレー ナンバーテン ロング&ショートチャレンジ」タンカレー ナンバーテンをベースとして、ロング&ショートカクテルを5分間で仕上げる。部門優勝は新井加菜氏。

「ケテル ワン エスプレッソマティーニ&ジョニーウォーカー ペニシリン チャレンジ」今、世界で人気急上昇中のカクテル、エスプレッソマティーニとペニシリンを、それぞれケテル ワン、ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブをベースとして創作。栃木県のThe FLAIR BAR 宮﨑理彦氏が勝ち取った。

「スピード&テイスト チャレンジ」5分間で6種類のクラシックカクテル ツイストを創作する競技。スピード感はもちろんのこと、味わいやプレゼンテーションなど多くの要素が要求される戦い。これも新井氏の手に。

(中略)

 

ワールドクラス日本代表

BAR AVANTI 新井加菜氏 インタビュー

 

10月にベルリンで開催される世界大会についての詳細は、7月初旬頃には届くという。日本大会を終えた安堵感を味わいながらも、次の大きなチャレンジへ向けて期待感をつのらせる新井加菜さんに話を聞いた。

「今度はない」と背中を押され出場決意

新井さんの店は銀座8丁目にある。店主の岡崎ユウさんと2人で切り盛りしている。「もともと日常の営業をメインにしていたので、大会に出るタイプではなかった」という。しかし、ある時にBAR HIGH FIVEの上野秀嗣さんにワールドクラスへのエントリーを薦められた。同店の倉上香里さんが2014年にワールドクラス日本大会で総合優勝を果たした時、応援のために観戦したり、世界大会の話を聞いたりしていた時のことだった。「来年はあなたが出なさい」と言われたが、まったく実感が湧かず「今度出ます」と答えると、「『今度』は永遠にこないから来年出なさい」と背中を押され、2015年にエントリーすることに。

今年2018年の大会は4回目の挑戦だった。「毎年、自分の考え、バックグラウンド、何を表現したいのか、などが徐々に浮き彫りになっていくのも楽しかった」と、その過程を振り返る。対象となるブランドについて理解するために、調べるのも面白かったという。(つづく)

 

シグネチャーカクテル

Vivace(ヴィヴァーチェ)レシピ

ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ  50ml

オリジナル レモンチェロ                        30ml

オリジナル ジンジャーレモン  15ml

アップル&ハーブMix Teabag  1個

ASTI スプマンテ                                       適量

竹串にスライスレモンとバジル(デコレーション)      1セット

オリジナル カプレーゼ(ガーニッシュ)適量

画像提供:キリン・ディアジオ

中略部分とつづきはWANDS 2018年7&8月合併号「夏のスピリッツ 特集」をご覧ください。

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