スパークリングワイン1~9月輸入量0.2%減 夏の豪雨、未曽有の酷暑の影響か

酷暑の夏が過ぎて、誰もが懸念していたことが現実になりつつある。

歴史的な自然災害ともいうべき今夏の豪雨と酷暑、それに続く台風、北海道を襲った地震の影響で、この夏のワインを含むアルコール飲料の消費は大きく減少した。大雨で物流網が寸断され小売店への商品供給が滞ったあとに暑すぎる夏がやってきた。人々はアルコール飲料を飲むことをやめて止渇飲料を求めた。ビールさえも受け付けない暑い夏だった。追い打ちをかけるように9 月には台風と地震に傷めつけられた。いかなる酒の販売にもノー・チャンスだった。

 

そのつめ跡がこのほど財務省関税局の発表した1月~9月のワイン輸入量にもくっきりと現れた。スティルワイン輸入量は9月単月で前年同月比16%減、1月~9月累計でも前年同期比6.7%減になっている。

 

それはスティルワインだけでなく、上半期を二桁増と好調に推移したスパークリングワインにも及んだ。<表>に示したように、第4四半期(1月~9月)を終えてスパークリングワイン輸入量は276万ケース、前年同期比99.8%、わずか0.2%だけれど前年水準を割り込んだ。上半期の貯蓄をこの3か月ですっかり食いつぶしてしまった格好だ。

 

<1月~9月スパークリングワイン輸入量>

単位:ケース、%

1 フランス       1,158,672  112.1

2 スペイン         643,727   91.6

3 イタリア             540,759    102.7

4 チリ                 187,322     89.6

5 オーストラリア       145,785     88.4

6 南アフリカ共和国      19,711     98.9

7 ドイツ                17,720     83.5

8 メキシコ              13,820     31.8

9 米国                  10,596     65.9

10 アルゼンチン           9,709    100.0

その他の国            12,497     61.6

合計                   2,760,318     99.8

 

つづきはWANDS 2018年11月号をご覧ください。
11月号は「シャンパーニュ&スパークリングワイン」特集です。
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