未輸入イスラエルワイン試飲会 5月開催予定

昨年末、ワイン愛好家を対象にした団体 東京ワイン倶楽部が、駐日イスラエル大使館、日本イスラエル商工会議所、日本イスラエル親善団体の後援により、イスラエルワインのイベントを開催した。当日は既に日本に輸入されている6ワイナリーの複数ワインが出展されたが、今年5月には日本未輸入のワイナリーが多数来日し、プロ向け試飲会を行う予定にしているという。

イスラエルは古いワイン産地でありながら、長年ワイン造りが途絶えていた。1882年にバロン・エドモンド・ドゥ・ロッチルドにより設立されたカーメルワイナリーが、近代の商業的なワイナリーの始まりとされている。しかしその後も数えるほどしかなく、大小様々なワイナリーが増え始めたのはつい最近、ここ20〜30年のことだ。

ぶどう品種はフランス系が多い。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン、メルロ、シラー。白はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン。イスラエルには在来品種は一切残っていない、と聞いていたが、今回の試飲で「イスラエルの固有品種を使用している」というワインがあった。ヴィオニエとシャルドネに、ハムダニHamdani、ジャンダリJandali、ダボウキDaboukiをブレンドしたほのかに甘い白だった。ジャンシス・ロビンソンとジュリア・ハーディングによるWine Grapesにも掲載されていないが、ベツレヘム郊外にあるクレミザン修道院ではこれら含め古代品種を守り続けてきたと記す記事もある。真偽を確認してみたい。また、イスラエルはコーシャワインが多いだけでなく、ヴィーガン認証を取得したワインも見つけやすいようだ。(Y. Nagoshi)

 

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