フランス人の住みたい街No.1 ボルドーを訪ねて

ボルドーは、2、3年前からフランス人にとって国内で住みたい都市No.1.になっているという。TGVでパリまで行くのに今は3時間15分かかるが、来年2時間に短縮されるというし、1時間もかからないで海へも行ける。南に2時間ほど下れば、美食の地バスクを楽しんだり、ピレネー山脈でスキーもできる。もちろんボルドー市内にも、世界遺産があるだけでなく、アラン・ジュペ市長による20年の改革で街並みが整い、治安のよい住みやすい街になったのが、大きな理由のようだ。

ボルドーといえば、もちろん格付けシャトーを思い浮かべるが、近年日本でも「バリュー・ボルドー」という言葉が定着したように感じている。高騰してしまったボルドーワインは、小売りや業務の現場でも日常的なワインとしては考えられない。有名シャトーではなくとも、食卓を豊かにしてくれるボルドーワインは多く存在する、ということをアピールするのに成功しているのではないだろうか。

そのバリューの高いワインの多くは、AOCボルドー、AOCボルドー・シュペリユールのカテゴリーに入る。実際にどのような場所で、どのように造られているのか現場を訪問する機会を得た。ちょうど収穫の只中にあり、ライブ感に溢れていた。それぞれの方針やバックグラウンドを取材した。(Y. Nagoshi)

つづく/これ以降の内容につきましては、「ウォンズ」本誌「11月号」P.9〜22をご覧下さい。WANDS本誌の購読はこちらから

<新カテゴリーは生まれるか><タニザージュとは?> <クレマン><クレレ>

<アントル・ドゥー・メール西側地区>

メゾン・ジネステ、シャトー・ラモット・ド・オー、ドゥルト/シャトー・リコー

<アントル・ドゥー・メール中央部>

シャトー・ティユレ、ヴィニョーブル・ラトルス

<アントル・ドゥー・メール北部>

シャトー・ルロワ・ボーヴァル、シャトー・フレノー、シャトー・ラ・フランス、

<アントル・ドゥー・メール東側>

シャトー・トゥール・ド・ミレンボー/デスパーニュ、シャトー・ラ・フレネル、シャトー・フェレ・ランベール、シャトー・ベル・ギャルド

<ボルドー右岸>

シャトー・ブランド・ベルジェール、シャトー・ラ・ファヴィエール、シャトー・ド・ヴィラット、シャトー・ヴィエイユ・シャペル、カーヴ・ド・ラ・トゥール・デュ・ロワ

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