アーカイブ:2015年 8月
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カルメネールとビオの「アンティヤル」チリワインの第一人者 アルバロ・エスピノサ
近ごろワインの世界で煩わしいと思うことが二つある。小さな造り手を偏重する風潮と、「自然派」というワインの括り方だ。ブティックだのガラージストだの生産規模の小さい生産者だけが品質で人々の関心を集め、大きいものは歯牙にもかけ…詳細を見る -
新しいスペインを探す チャコリ&リオハ②
スペイン北東部の都市ビルバオから、主に白ワインを産するチャコリの生産地域を巡り、内陸の南西へ向かいリオハのワイナリーも訪問した。ビルバオのあるバスク州は「グリーン・スペイン」と呼ばれる通り、樹々が青々として牧草地も見られ…詳細を見る -
AlsaceWine 3つのアルザス・グランクリュ「ツィンコフレ」「アイシュベルグ」「ツォツェンベルグ」
昨年、アルザス・グランクリュに焦点を当てた試飲を行いその潜在の大きさに驚いた。ブルゴーニュのグランクリュより認知度はまだ低いが、アルザスワインの販売を今後、世界市場で牽引する切り札となることは間違いない。 特に若い…詳細を見る -
特集 ビール新時代へ クラフトエントリー層へNBとは違ったスタイルを提案
[caption id="attachment_287" align="alignright" width="300"] 新商品『クラフトラベル・柑橘香るペールエール』[/caption] —クラフトビールについて…詳細を見る -
特集 ビール新時代へ スモールバッチで“究極の味覚”に挑む
—クラフトビールの定義について。 日本では明確な定義はありませんが、一般的にはバッチサイズの大きさが一つの定義として認知されています。いわゆる大量生産ではないということ。バッチサイズが小さいということは一回当たりの製造…詳細を見る -
特集 ビール新時代へ 大手参入でクラフトビール市場活性化へ
成熟化する日本のビール市場の中で新たな成長エンジンとして、プレミアムビールやクラフトビールが注目されている。画一化、均一化し過ぎた日本のビールに対する「揺り戻し」との声もある。 ビールに限らず生鮮食品の売り場では、…詳細を見る -
オレゴン産シャルドネのポテンシャルを追究する「ベルグストロム・ワインズ」
オレゴンを代表するワインといえばピノ・ノワールであることは何人も認めるところ。しかし、白ワインとなると、かつてオレゴンで作付面積の25%を占めていたシャルドネは今ではわずか4%しかなく、とってかわって白の代表格とされてい…詳細を見る -
冷涼地アンダーソン・ヴァレーでピノ・ノワールに特化するダックホーンの「ゴールデンアイ」
ダックホーン・ワイン・カンパニーは本拠地ナパにとどまらず、カリフォルニア各地でワイン造りを進め、2012 年にワシントン州・レッドマウンテンに設立した「Camvasback」を含め合計6 つのワイナリーを所有している。そ…詳細を見る -
『コンティニュアム』が2012ヴィンテージから100%エステートワインになった
2004 年にロバート・モンダヴィ・ワイナリーがコンステレーションに買収された後、モンダヴィ家のロバート、マルシア、ティムが興した新しいプロジェクトが『コンティニュアム(CONTINUUM)』だ。 このプロジェクト…詳細を見る -
ウィル・ハーラン氏を迎え単一畑ワイン「ボンド」2011年ヴィンテージを利く
ヨーロッパが何百年もかかって培ってきたワイン造りの伝統を、ナパで200 年のうちに成し遂げて、ボルドーグランクリュに匹敵するワインを作り上げようというビル・ハーランの壮大な事業計画は、次代を担う2 代目のウィルへと徐々に…詳細を見る
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