ホワイトハウスの晩餐会で供された「Freeman Vineyard & Winery」

ロシアン・リヴァー・ヴァレーのワイナリー「フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー」は2001年に設立された比較的歴史の浅いワイナリー。現在10haまで拡張された畑では有機栽培を実践し、バランスがとれフィネスを大切にしたピノ・ノワールとシャルドネは各国の著名レストランにオンリストされるようになっているが、その評価を決定づけたのが、2015年4月、安倍晋三首相を招いて開かれたオバマ大統領の公式晩餐会で、フリーマンの「Ryofu シャルドネ2013」が供されたことだった。フリーマンのワインは今春から、ワイン・イン・スタイルが正規エージェントとして取扱を始めているが、オーナーでワインメーカーを務めるアキコ・フリーマンさんを招いたプレス向け試飲セミナーが開催された。

「私は大学生の時にニューヨークに留学し、その後ケン・フリーマンと結婚した。夫とはいつかカリフォルニアでブルゴーニュのような複雑みとバランスに優れたワインを自ら造ってみたいと夢見ていたが、その後サンフランシスコに移住。2001年に、西ソノマのセバストポルに古いワイナリーが売りに出ていることを知り、元オーナーが土地の代金だけの値段で売却してくれた」

「初ヴィンテージは買い葡萄を使った2002年産で、500ケース。そのワインを2004年から売り出したところ、ちょうど映画サイドウェイによるピノ・ノワールブームとぶつかった。ワイン造りはテスタロッサのワインメーカーを務めていて自分のワインを造りたいと考えていたエド・カーツマン氏にお願いしたが、当初はお金がなくエドにアシスタントをつけることもできなかった。結局当時のエドはワイン造りに2,残りの8は掃除に時間を費やしていた状態だった。その内、私自身がワイン造りに興味を抱き、7年間、エドに師事して学んだ。ワインメーカーとして独立したのは2010年からだが、今でもエドはコンサルタントとして月に1度くらいはワイナリーに足を向けてくれている」

「2006年、ワイナリーに隣接したリンゴ畑だったところを取得しグロリア・ヴィンヤードとしてピノ・ノワールを植樹。さらに、翌2007年にグロリア・ヴィンヤードから6.4Km海寄りにある契約農家の隣の土地50エーカーを取得。ユウキ・ヴィンヤードとして14エーカーの畑を拓いた。現在の自社畑は併せて10haほど。自社畑ではすべて有機栽培を実践している。買い葡萄も含め、年間生産量は4500~5000ケースほどに増えている」。(M. Yoshino)

Ryo-fu(涼風)Chardonnay Russian River Valley 2014、Pinot Noir Russian River Valley 2011&2013、Groria Estate Pinot Noir Russian River Valley 2013、Akiko’s Cuvée Pinot Noir Sonoma Coastの各銘柄についての詳細は、ウォンズ7&8月合併号をご覧下さい。

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