シャンパーニュ・ニコラ・フィアットが ポートフォリオを刷新

日本酒類販売は、ニコラ・フィアット・アンシャントメント・コレクション・レセプションパーティーをヴァンテアン号で開催し、5年ぶりにリニューアルする商品を披露した。新しいブランドコンセプトはアンシャントメント。「魔法にかかる」、「ワクワクした」などを意味する言葉だ。

 

若きフランス人、ニコラ・フィアットが自らのシャンパーニュをリリースしてから今年で42年。主要シャンパーニュ・ブランドの中ではとても若いメゾンだが、13年連続フランス国内販売量第1位、世界でも第3位の販売量を誇る。日本酒類販売の小川和弘取締役は、「ボージョレ・ヌーヴォーを含むスティルワインはダウントレンドで売行きが芳しくないが、シャンパーニュを中心に泡は好調だ」と挨拶した。

 

日酒販はニコラ・フィアットの輸入代理店になって10年目、次のステージへの飛躍を期してブランド育成に取り組んでいる。その一つとして、今年、東京にニコラ・フィアット・オフィスを設置した。次にポートフォリオを以下のように見直し、ラベルとエンブレムも刷新した。

 

ブルーラベル・ブリュット・レゼルヴはレゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュットへ、ブリュット・ロゼはレゼルヴ・エクスクルーシヴ・ロゼへ変更。

ブリュット・ホワイト・ラベルはセレクション・ブリュットへ変更し、ヴィンテージ・キュヴェ・スペシャルとともに小売店専用商品にした。ブリュット・グラン・レゼルヴはグラン・レゼルヴ・ブリュットへ変更し、グラン・レゼルヴ・ロゼと共に業務用専用商品。

エンブレムには、ブドウ、生産者(共有する価値観を囲むようにハートでつながっている)、感性(無数の泡と祝祭感)を配し、中心に星(ラグジュアリーと卓越性の象徴)を織り込んでいる。

 

9月にアジア・オセアニアエリア統括マネージャーに就任したセバスチャン・ジャンドンさんは、「ニコラ・フィアットは、ハイブリッドな会社といえる。それは、ネゴシアンのハイテクとRMの心でシャンパーニュを造っているから。わが社の株主はみなブドウ栽培農家で、シャンパーニュ全域を網羅する4,500軒が会員になっている。総栽培面積は2,100ha、シャンパーニュエリアの7%を占める。今後はコーペラティヴとは言わず、ユナイテッド・グローワーズと呼ぶことにする」と述べた。

 

プロモーションチームリーダーの倉田沙友里さんは、「日常に寄り添ったデイリーなシャンパンとして打ち出していきたい。多様な商品群を生かして、飲用シーンに沿ったシャンパンを提案していく」と話した。その一つとして、船内で鮨とシャンパーニュを合わせる試みがあった。「鮨ネタには鉄、亜鉛、酸化した油分を含むものが多く、シャンパンと合わないものもあるが、鉄分の少ないニコラ・フィアットは、鮨とも相性がいい」と、鮨とワインのアカデミーの大江弘明さんが勧める。確かに、供された鮨とはどれも相性が良く、生臭さを感じるものはなかった。これもニコラ・フィアットの魔法の仕業だろうか。 (K.Hosogai)

 

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