
10月の酒税改正に向け、ビール類大手各社の価格方針が出揃った。
今般の酒税改正ではビール類の酒税が350㎖あたり54.25円に統一され、ビールは現行から9.1円減税される。一方で発泡酒①、および新ジャンルから2023年の税制改正で発泡酒と税率一本化されて呼称も変わった発泡酒②は、ともには7.26円増税となる。
またその他の発泡性酒類でホップ等を原料としないいわゆるチューハイ飲料、発泡性を有するAbv11%未満の果実酒、および発泡性を有しないAbv11%未満の蒸留酒類及びリキュール類にかかる特例税率が偏向となり、350㎖あたり35円と現行より7円増税される。
4日に発表したサントリーの主な対象カテゴリーとブランドは、減税となるビールが「ザ・プレミアム・モルツ」「サントリー生ビール」など。
増税となる新ジャンルが「金麦」「ジョッキ生」など。RTD発泡性が「-196」、「こだわり酒場」など。非発泡性RTDは「茉莉花<ジャスミン茶割・JJ>缶」など。スピリッツ・リキュールは「梅酒にしませんか」。ワイン(発泡性)は「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。スパークリング」「アンジュエ―ル」など。
なお、〈金麦〉については「10月中にビール化を予定。10月1日以降は新分野として増税分を価格改定、同じ価格のままビール化する」(同社)としている。
同日発表したサッポロビールでは、減税となるビールが「黒ラベル」「ヱビスビール」など。
増税となる発泡酒は「極ZERO」「北海道生搾り」、新ジャンル(発泡性②)が「GOLD STAR」「麦とホップ」など。RTDは「濃いめのレモンサワー」「男梅サワー」など。その他樽詰め商品は「氷彩サワー」など。輸入ワイン(発泡性)は「ペティアン・ド・リステル」「マルティーニ」一部商品など。非発泡性のリキュールは「3種のポリフェノール入り赤梅酒」。
なお「GOLD STAR」と「麦とホップ」は10月以降にビールに仕様変更。また、10月1日からRTDをオープン価格にする。
先行してキリンビールは5月22日に、酒税改定に伴う価格改定を発表している。
対象カテゴリーと主な商品は、減税となるビールが「一番搾り」「晴れ風」など。
増税となる発泡酒は「淡麗グリーンラベル」「淡麗プラチナダブル」など。新ジャンル(発泡酒②)は「本麒麟」「のどごし<生>」など。RTDは「氷結」「本搾り」など。その他樽詰め商品は「樽詰めサワー」など。
なお「本麒麟」は10月以降にビール仕様に変更する。
また、グループのメルシャンも国内製造ワイン・輸入ワイン 果実酒(発泡性)、甘味果実酒(発泡性)の一部商品と梅酒(発泡性を有しない低アルコール分のリキュール)の一部商品約30品目を価格改定する。
アサヒビールは5月29日に、税制改正による価格改定を発表している。減税となるビールは「スーパードライ」「アサヒ生ビール」など。
増税となる発泡酒は「スタイルフリー<生>」など。新ジャンル(発泡酒②)は「クリアアサヒ」「アサヒザ・リッチ」など。RTDは「GINON」「贅沢搾り」など。その他樽詰め種類は「樽ハイ倶楽部」「ブラックニッカ樽詰めハイボール」。ワイン(発泡性)は「ニッカ弘前生シードル」。
なお「クリアアサヒ」は10月以降にビール仕様に変更する。














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