【WANDSテイスティング座談会】スペインの瓶内二次発酵スパークリングワイン

【WANDSテイスティング座談会】
泡から読むスペインワインの今

スペインの瓶内二次発酵スパークリングワイン

スペインの瓶内二次発酵スパークリングワインは、長らくカバを中心に語られてきた。
しかし近年、コルピナット、クラシック・ペネデス、さらにリオハ、チャコリ、リアス・バイシャスなどの産地からも、それぞれの土地に立脚した個性あるスパークリングワインが登場している。
この多層化する現在地を俯瞰すべく、ソムリエの櫻井一都氏に生産者を選んでいただき、試飲座談会を実施した。

テイスティングノート:櫻井 一都
構成・写真:宮田渚


宮田 渚(以下、宮):まずはカバから伺います。今回、櫻井さんが選出されたのは中小規模の造り手でしたね。選定基 準は何でしたか。
櫻井 一都(以下、櫻):大手ではなく、独 自の表現がよりクリアに出るであろう中小の造り手に注目しました。試飲したカバはレセルバ(編注:瓶内熟成18か月以上)とグラン・レセルバ(同30か月以 上)でしたが、その表現がよく出るクラスだと思います。
:DOカバは品質基準を段階的に強化しており、2025年生産分からはレセルバ級以上は100%オーガニックのブドウ使用が義務化されました。並べて試飲して、いかがでしたか。
:どれもよく出来ていますが、「カバ」というネームが必ずフィルターとしてかかっていて、全てがその枠の中にきちんと収まっているのがよく見えます。(続きは本誌をご覧ください)

続きは、WANDS 2026年5&6月号

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