「第13回グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ」3月12日から16日までの5日間開催

<このイベントの特徴>

今回で13 回目を迎え、ブルゴーニュの全地域が参加するイベントです。VINEXPOやProweinのような大きな会場に一堂に会するのではなく、生産地を巡りながら幾つかの会場を回って試飲することが特色です。ドメーヌに閉じこもりがちなブルゴーニュの栽培家が外に向かってそれぞれの産地を紹介するよい機会です。

北はシャブリ、オセロワから南はマコネまで各産地がそれぞれ試飲会場を準備し、実行委員会が会場の移動手段を手配します。幾つかの試飲会場はクロ・ヴージョに代表される歴史的な建物や場所です。ブルゴーニュの歴史を理解し伝統に触れながら、ブルゴーニュのワイン造り、テロワールを感じてもらうことに重きを置いています。

 

<今回の新しい催しは何か>

1週間じっくり時間をかけてブルゴーニュの複雑なテロワールの特徴を理解し、ブルゴーニュを再発見してもらいたいと思いますが、忙しい時間を割いて来ていただくのですから、できるだけ移動時間は短く効率的に試飲できるようプログラムしています。これまで会場によっては試飲する場所が分散し過ぎて移動が不便でした。今回は最も多くて1日3会場の移動にとどめ、試飲に集中してもらえるように配慮しました。

ただ、2日目のコート・ド・ボーヌのコルトンの試飲だけは、これまでどおり村の幾つかの生産家を回ってコルトンの風景を楽しみながら試飲するスタイルを踏襲することにしました。一方、ポマールとヴォルネーはこれまで別々の試飲会場でしたが、今回はボーヌの会場に集約しました。また、ムルソーの試飲は樽工場に代えて、新装した村の入口の歴史的な建物を使います。コート・ド・ニュイは、ニュイ・サンジョルジュの町中ではなくクロ・ヴージョとクロ・ヴージョに近いシャトー・ド・ジィ・レ・シトーで行うことにしました。これで移動がもっと簡単になります。

4日目のコート・シャロネーズの試飲会ではビオ生産家だけを集めたものをはじめて開催します。参加ドメーヌは80 軒くらいになると思います。少し変化を付けるために、前回まで2日目(火曜日)のコート・ド・ニュイを最終日の5日目(金曜日)に移し、最終日のコート・ド・ボーヌを2日目に移動しました。これで最後まで残ってくれる人が増えると期待しています。

これまで入場証は会場受付で発行していましたが、事前登録し自身で印刷したバッジを付けてもらうことにしました。それを入口で照合します。これで入場時間を短縮し、その分を試飲に当てていただけると思います。

参加申し込みなど詳細は、www.grands-jours-bourgogne.com

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