チリワイン・エキスパート認定証贈呈式 第4回検定で14名が合格

ワインズ・オブ・チリが主宰する「チリワイン・エキスパート検定試験」が2026年2月に行われた。この検定プログラムは今年度で4回目。日本市場で「プレミアム・チリ」の魅力をさらに広げるべく、2022年にスタートした。

検定に向けた「チリワイン特別講座」は2025年11月から12月にかけて計3会場で開催。講師はチリワイン・マエストロの元場章人氏(レコール・デュ・ヴァン)、市川朋依氏、星山厚豪氏。84名が受講した。講義はチリワイン史、栽培風土、ワイン法、ワイン試飲評価で構成される。市川氏は第1回チリワイン・エキスパート認定者で、その後2度の現地検証を経て今年度よりマエストロとして講師に加わった。

試験は2月1日に東京・大阪の2会場で実施。42名が受験し、14名がチリワイン・エキスパートに認定された(合格率33.3%)。

2月26日、チリ大使公邸にて、優秀な成績を収めた上位合格者10名を招いて認定証贈呈式が開かれた。駐日チリ大使リカルド・ロハス氏が祝辞を述べ、一人ひとりに認定証が手渡された。

今年度の試験監修はソムリエの岩田渉氏(ザ・サウザンド京都)。総評は検定試験委員の番匠國男氏(元WANDS編集長)が代読した。筆記試験では、産地の地理的区分やワイナリーの所在地など、チリ全域にわたる知識が問われた。

岩田氏の講評によれば、試飲試験で重視したのは品種や産地の正答よりも「伝える力」だ。テクニカルな用語に頼らず、ワインの魅力を平易な日本語で描写できるか。若い世代の消費者に届く言葉で書けているかどうかが、採点の鍵だったという。記述問題でも、説得力のある回答が多かったと、岩田氏は評価している。

4年目を迎えた検定プログラム。プレミアム・チリを発信する人の層が年々厚みを増している。

(N.Miyata) 

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