メーカーズマークのコンセプト店 東京・銀座で通年営業

バーボンウイスキー『メーカーズマーク』(以下、MM)の世界観を体感できるコンセプト店「Maker’ s Mark CRAFT HIGHBALL STAND」が7月18 日に東京・銀座にオープンした。サントリースピリッツとMYU が共同開発し、通年営業する。

店内はスタンディングで18 席。新しいハイボールの魅力を体感できるドリンクメニューや料理にこだわった。

シグネチャーのMM クラフトハイボールはMM にソーダを1対4の割合でアップし、オレンジピールを添えることで、MM が持っている華やかな香りとまろやかな味わいを引き立てるように工夫した。また、MM クラフトハイボールのバリエーション展開として、ライム、ローズマリー、コーヒービーンズを提案。さらに、ひと手間加えたMM にフルーツとスパイスを同時に浸漬した漬け込みハイボールや、フルーツとハーブをシェイクし、その後、ソーダアップしたMM のシェイクハイボールの2種類を用意した。MM ハイボールは1杯550 円、漬け込みハイボールは650 円、シェイクハイボールは700 円で提供。

 サントリースピリッツウイスキー・輸入酒部課長本山峰之氏は「日本のウイスキー市場は角ハイボールのマーケティングをスタートした2008 年から9年連続で右肩上がりの成長をしており、今年も103%の見込み。当社では外飲みのハイボールエントリーを非常に重視している。2013 年には250 万ケースという外飲みの需要が僅か5年間で500 万ケースに増えている。外でハイボールを体験するとその内の2人に1人は自宅でもウイスキーを購入するというサイクルができる。これによりウイスキー総市場は年々伸びている」と語った。

MM の特徴については、1本1本手作業でつくっている赤い封蝋のパッケージ、コーン主体のバーボンの中で冬小麦を原料に使うことによるまろやかな味わい、そして小さな蒸溜所で丁寧に造っているこだわりの製法の3つを紹介。

「こだわりのハンドメイドウイスキーというマーケティングコンセプトを強く打ち出していきたい」と付け加えた。

ターゲットについては、「新しいプレミアムウイスキーとして、2015 年に上市した『知多』では、その軽やかな味わいから和風居酒屋、MM はその華やかな香りとまろやかな味わいから洋風居酒屋を中心に、いずれも20 ~ 40 歳代のハイボールに馴染みがあり、お酒好きで非常にグルメなお客様をターゲットにしていきたい。MM はバーボンブーマーである50 歳代のお客様に支えられているブランドだが、直近では20 ~ 30 歳代の購入頻度が上がってきている」と本山課長。

 飲食店でのMM クラフトハイボールの導入を図るため、うすづくりのタンブラー3種類や漬け込み用ジャー、POP などをセットにしたスターターキットを用意し、全国展開を図る。バルやダイニングバーといった洋風食業態を中心に開拓を進め、年内2000 店での導入を目指す。

また、MM のハイボールを1日10 杯以上、メニュートップに掲載し、MM クラフトハイボール3種以上を提供することを条件にした、モデル店「MM ハウス」の活動を強化し、年内200 店を目指す。

こうした活動により、MM の販売数量を現在の約4万ケースから2020 年に10 万ケース(9L換算)に増やすという。(A.Horiguchi)

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