矢尾本店/酒蔵ならではのクラフトビール製造開始 秩父の祭りをイメージ、観光業復活を後押し

江戸時代中期から秩父で酒造りを続ける矢尾本店は、2月からクラフトビールの製造販売を始めた。日本酒をはじめ、焼酎、リキュール、ワインなどの製造を手掛けてきたが、ビールの醸造は創業から275年の歴史の中でも初めてのこと。「秩父は年400回以上も開催されるという祭りの盛んな地域です。また霊山信仰からのパワースポット、バイクの聖地、アニメの舞台など幅広い層が訪れる人気の観光地で、酒消費もだいぶ恩恵を受けてきました。コロナ禍で観光業は大きな打撃を受けましたが、そこからの復活をどうするか、全社挙げて考えていたところ、若手社員の中から出てきたのが、クラフトビールへの挑戦でした」と取締役統括本部長の豊田哲也さんは言う。

続きは、WANDS 5-6月号
【特集】イタリアワイン トスカーナ最新情報
【特集】高まる期待 夏目前のビール市場
【特集】広がる“やさしい飲酒文化” ノンアル&ローアル
をご覧ください。
ウォンズのご購読・ご購入はこちらから

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る