ドメーヌ・デュ・タリケ取扱で 白ワイン市場拡大を図る サッポロビール

サッポロビールはこのほど、フランス・ガスコーニュ地方のワイナリー「Domaine duTariquet(ドメーヌ・デュ・タリケ)」と代理店契約を結び、4 月10日から5品目を全国発売した。

ドメーヌ・デュ・タリケは1912年創業、100年以上の歴史をもつ家族経営のワイナリー。元々は現在も続くアルマニャックの生産者としてスタートしたが、1982年からはガスコーニュのテロワールを生かした白ワインの製造をスタートさせた。現在の自社畑は1125ha。この広大な畑では、ユニ・ブランやコロンバール、グロ・マンサンなどの固有品種の他、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどの国際品種を栽培するパイオニア的存在だ。“ ガスコーニュの革命児”と目されるタリケのワインは世界的にも評価が高く、フランス国内4000軒のレストランを始め、各国の航空会社、空港VIP ラウンジなどで採用され人気を博している。

兄弟でオーナー兼ワインメーカーを務めるアルミン&レミー・グラッサ両氏が、自らのワインの特長について次のように紹介した。

「タリケは白ワインに特化した造り手。フランス南西部、ボルドーとトゥールーズの中間に位置するガスコーニュ地方は海洋性気候下にあるが、海から吹いてくる風がピレネーにブロックされ降水量が多い。また、7~8月は夜の気温が下がり、ブドウは高い酸度を保っている。珪質粘土や粘土石灰岩が混じる土壌は深いところまで耕作が可能で、ワインは豊かな酸をたたえたフレッシュさがあり、フルーティでアロマティック。一方で、アルコール分が低く、重くない味わいが特長だ。グラッサ家では父の代、1982 年に白ワインのコート・デ・ガスコーニュブランを初めて出荷した。ブドウは全て自社畑で賄い、ブドウ栽培から醸造、瓶詰に至るまで全て自社で行っている」

「白ワイン造りにあたっては、酸化を防ぎつつ自然の酸をキープすることが鍵となる。8 台のピッキングマシンを使い、通常は5週間で収穫を終える。気温が下がる夜間にソフトな圧搾を行い、マストはマイナス2℃~0℃の低温で12時間ほどスキンコンタクト。ボトリングも全て注文を受けてから行い、SO2の添加量を極力抑えている。タリケのワインを特長づけているのは、価格性能比が高く、リーズナブルな価格。そして、多種多様な品種を使い、様々な味わいのワインを通して、アペリティフだけでなく、様々な料理ととともに楽しむことができることだ」。

今回発売されたタリケワイン5品

タリケ・クラシック2017 Alc.10.5%、税抜き参考小売価格1000円。タリケで最初に造られたワイン。ユニ・ブラン45%、コロンバール35%を主体に、ソーヴィニヨン・ブランとグロ・マンサンをブレンド。柑橘類、特にレモンの香りが豊かでフレッシュ&フルーティ、やや辛口。夏場にキュンと冷やしてアペリティフとして、あるいは寿司や刺身などと気軽に合わせることができる。

タリケ・コーテ 2016 11.5%、1800円。シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを50%ずつ使い、混醸。これは偶然から生まれたワインで、最初にシャルドネが熟し収穫したところ突然嵐が来るとの予報で急いでソーヴィニヨン・ブランを摘み採って一緒に発酵させたのが始まりという。ピンクグレープフルーツやトロピカルフルーツなどのエキゾティックなアロマ。滑らかな舌触り。 (以下略)

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