ProWine Tokyoに出展/リベラ・デル・ドゥエロの新星ボデガス・ナバル

スペイン北東部ブルゴス県・人口600の小村グミエル・デ・イサン。ここを拠点とするDOリベラ・デル・ドゥエロの「ボデガス・ナバル(Bodegas Nabal)」は、2014年にナバーロ家の兄弟オスカルとダニエルが創業した。オスカルは経験豊富な醸造家で、1993年からリベラ・デル・ドゥエロでワイン造りに励んでいる。彼らは、同じブルゴス県のレルマにも「ボデガス・レルマ」を構えている。こちらはDOアルランサを代表するワイナリーだ。

DOリベラ・デル・ドゥエロで造る「ボデガス・ナバル」は、「レルマ」に続くナバーロ家の新たな挑戦だ。標高850〜950m、平均樹齢70年の古木のテンプラニーリョから、ドゥエロ川沿いきっての銘醸地で最高のワインを造ろうと情熱を注いでいる。醸造では、発酵前に低温で浸漬し、香りと色をよく抽出し、発酵は自生酵母でステンレスタンクで行う。自社畑は30haで、オーガニック農法を実践、一部の区画で認証を取得。熟成は225ℓのフレンチとアメリカンオーク樽を使用。プレフィロキセラの100年級、超高樹齢の古木で造る「ナバル・グラン・レセルバ」は26か月熟成。

4月のProWine Tokyoに出展

日本へは未輸入で、2024年4月10日〜12日の「ProWine Tokyo」に出展する。スタンドは7Hー15
「日本のワインのプロに、リベラでの意欲的な挑戦の成果を見せたい」と、願いは熱い。「ナバル」のあるグミエル・デ・イサン(DOリベラ・デル・ドゥエロ)とレルマ(DOアルランサ)の距離は車でわずか20分。2つのDOのテンプラニーリョの違いなど、スタンドに立ち寄れば興味深い話が聞けそうだ。

ワイナリー 公式サイト:https://bodegasnabal.com

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る