日本酒類販売が「総合展示会2024」開催、“カンパイの創造”を発信

日本酒類販売は「日酒販総合商品展示会2024」を5月29日に東京・千代田区のホテルニューオータニで開いた。
出展社は前年を37社上回る256社で、取引先関係者2,800人超が来場し、例年を上回る賑わいを見せた。

 会場では「カンパイの創造」をテーマに、多様化するニーズに応えるとともに“お酒のある乾杯のシーン”を新たに創造すべく様々な商材を提案した。
オリジナル企画では、清酒蔵元12社が地酒の魅力を伝える「倶楽部『蔵』」では乾杯の創造と多様性提案をテーマにした新コンセプトの「乾杯ラベル×四季の酒」を中心に、清酒需要の活性化に向けてアプローチ。
今年3月にGI(地理的表示)認定された焼酎「東京島酒」は、造り手それぞれの個性あふれる味わいを、試飲を交えて紹介した。
「CRAFT CASK」は世界の蒸留酒において付加価値のスタンダードである“樽熟成”にフォーカスした長期熟成焼酎のオリジナルブランドで、11月1日「本格焼酎&泡盛の日」に発売する第2弾商品3種を披露した。
ウイスキーでは、2024年春から取り扱いを始めた台湾ウイスキー「KAVALAN」12種類を一堂に揃え、専用バーカウンターで試飲提案。

ワインでは新たに取り扱いを始めるチリのビッグブランド「サンタリタ」の「120(シェント・ベインテ)」「メダヤ・レアル」「テラ・アンディーナ」3種11品を試飲に供したほか、銘醸畑コート・ロティをメインに上質なローヌワインの神髄を体感できる「メゾン・ヴィダル・フルーリー」、イタリアからは「オーガニックスパークリングワイン」などを推奨した。
日酒販の倉本隆社長は「生産者と消費市場の橋渡し役となる当社は、多様な価値観に寄り添った商品をより多く取り揃え、魅力ある企画展示を用意した。日酒販は『お酒と食』で“つながり”を“価値”に変える会社として、新しい価値の創造にチャレンジし、取引先様の力になれるよう、より一層努めていく」と話している。

 

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