サントリー、ノンアルのベース飲料「ZEROPPA」発売 飲食店での選択肢拡大へ

サントリーは、清涼飲料を加えるだけで簡単に酒のような複雑な味わいや余韻が楽しめる、ノンアルコール飲料のベースとなる飲料「ZEROPPA(ゼロッパ)」を9月16日から全国の飲食店向けに発売する。7月8日に都内で新商品発表会を行った。

 中味は、厳選した香り高い焼酎やウイスキーを蒸溜しアルコール分を取り除いた「焼酎エキス」「ウイスキーエキス」を、それぞれ極力熱をかけずに脱アルコールしたものをブレンド。酒のような香味が凝縮された“ベース”に仕上げた。「ゼロッパ」1に対し炭酸水や清涼飲料4で割る飲み方を推奨。このノンアルコールサワーを「ゼロよいサワー」と名付け、ノンアル飲料の新たな楽しみ方として提案する。
開発担当のスピリッツ・ワイン開発生産本部スピリッツ・ワイン商品開発研究部 宮嶋麻由氏は「開発時に目指したのは、様々な清涼飲料との相性の良さで、炭酸水で割ってもおいしく、酒のような余韻・後味が楽しめること。口に含むと、ふわっと立ち上がる酒のような香りと、複雑な味わいを生む酸味・甘みが感じられ、飲み込んだ後も余韻が長く続く」。
パッケージは白色の背景に、アルコール分0.00%を3つの0を重ねたアイコンで表現し、“ベースのノンアル”を象徴するようなシンプルなデザインにした。ネーミングは、アルコール“ゼロ”で“パッ”と手軽にノンアルコールサワーが作れるという意味を込めた。
500㎖PETボトル入りで希望小売は400円(税別)。目安は1本あたり15杯取り。取扱い店舗数は2025年内で1,000店舗、2026年以降は5000店舗での展開を目指す。

 ビール・RTD本部ノンアル部長の福本匡志氏は「当社はノンアルコール飲料を“アルコール0.00%のお酒”と位置づけ、ノンアルコール飲料を通じてお酒が持つ価値や魅力を伝えていくことで、『酒類文化の伝承』に取り組んでいる。これまで2010年の『オールフリー』、2019年には業界初の『オールフリー樽詰』発売など、飲食店でのノンアルコール飲料の飲用機会創出にいち早く取り組んできた。コア戦略として、ノンアルをスマートからファンな飲み物に、消極的な選択肢から積極的な選択肢へカテゴリーイメージを変える取り組みを進めており、2025年上期は『攻めのノンアルしちゃおっか。』コミュニケーション訴求、新商品、全国での試飲会やサンプリングなどの体験接点拡大などに取り組んできた。下期は、『楽しいときの前向きなノンアル』を象徴する一つの接点として、飲食店での美味しく楽しいノンアル体験拡大にチャレンジする」と述べた。

これまでビールテイスト飲料が中心だった飲食店でも多彩なノンアルコールメニューの展開を促進し、ノンアルの選択肢を拡大。酒とノンアルを交互に楽しむ“ゼブラ飲み”なども提案していく。

 コンセプトショップとして7月18日には「ノンアル∞STAND by ZEROPPA」を東京タワーフットタウンビルに開設。また二子玉川ライズプレミアムビアテラスでは7月8日から、IGアリーナでは7月13日から「ゼロッパ」を先行して楽しめる。

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