- 2026-4-16
- ポルトガル Portugal
- ヴィーニョヴェルデ

産地徹底取材 ポルトガル
ヴィーニョ・ヴェルデ サブリージョンごとの主役たち
ヴィーニョ・ヴェルデといえば、爽快な白ワインのイメージが強い。だがそれは、この産地の一面にすぎない。9つのサブリージョン、南北100km。短距離で環境が劇的に変わるこの地では、アルヴァリーニョ、アヴェッソ、アザルと、サプリーションことに核となる品種が異なり、ワインのスタイルも多岐にわたる。2025年11月、その多様性の実像を現地で追った。
取材協力 ヴィーニョ・ヴェルデ地方ワイン生産者委員会(CVRVV)
取材・文 宮田渚
ポルトガル北西端、ヴィーニョ・ヴェルデ。1908年にDOC認定を受けたこの産地では、約1万6,000軒の栽培家が約1万6,000haの畑を所有している。年間降水量はおよそ1,200mmで、その大半が10月から翌4月に集中する。土壌の85%は風化した花崗岩で、多雨にもかかわらず排水性が高く、畑が水に浸かることはない。ミーニョ川をはじめとする7つの川が大西洋の風を内陸へ引き込み、畑に通気をもたらすことで、多雨地帯につきまとう病害リスクも抑えている。
DOCヴィーニョ・ヴェルデの認定品種は45。全てこの地の在来品種だ。中でも栽培面積で首位に立つのはロウレイロで、大西洋に近い谷筋を中心に広がる。







続きは、WANDS 2026年3&4月号
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