- 2026-4-24
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「バスク美食アンバサダー日本2026」日本でバスクの食文化発展に貢献する10名を表彰
バスククリナリーセンターが主導し、バスク州政府観光・商業・消費局およびバスク観光局(Basquetour)と連携して実施する移動型表彰プログラム「Basque Ambassadors(バスクアンバサダー)」の授賞式が、3月19日、東京・八芳園(白鳳館)で開催された。在日スペイン大使イニゴ・デ・パラシオ・エスパーニャ氏をはじめ、ガストロノミー分野の関係者や在日バスクコミュニティのメンバーが出席し、日本におけるバスクの食文化の発信に貢献してきた10名が表彰された。
同プログラムはこれまでロンドン、メキシコ、ボゴタなどで開催されてきた。バスクと日本は、食材を大切にする文化と料理の伝統への深い敬意という共通点を持つ。今回の東京開催は、その「ガストロノミー的対話」をさらに深める機会となった。
受賞者の顔ぶれは多彩だ。仙台「ビシガリ」中村篤志氏、東京「ランブロア」磯部美木子氏、大阪「アラルデ」山本嘉嗣氏、「エル・ポニエンテ」小西由企夫氏、「ナリサワ」成澤由浩氏、大阪「エチョラ」清水和博氏と、バスク料理に携わるシェフが全国から選ばれた。ワインでは「いろはわいん」寺田徹氏が、リオハ・アラベサやチャコリなどバスク周辺のワイン文化の紹介に貢献した功績で受賞。さらに「東京バスクの家」設立に携わったパウロ・ベリオサバル氏、バスク語教育や文化普及に取り組むガリ・オルティゴサ氏、ガストロノミーツーリズムを推進する「バスク美食倶楽部」山口純子氏と、料理やワインの枠を超えた文化発信の担い手も名を連ねた。
バスク地方は総面積わずか7,234㎢の小さな地域ながら、リオハ・アラベサ、チャコリ、シードル、クラフトビールと多様な酒類文化を擁し、ガストロノミーと一体となった独自の食文化圏を形成している。本誌でもWANDS 2025年9-10月号で、バスク州政府推進「BASQUE WINE」ブランドの現地取材をレポートした。
(N.Miyata)















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