- 2017-5-8
- バックナンバー紹介

<2017年5月号 目次>
特集/蘇るボルドーの白ワイン …………………………………………………………2〜16
interview ボルドー/ボルドー・シュペリュール生産家組合会長……………………2
ボルドー白ワインの有力生産家を訪ねて…………………………………………………….4
第7回コンクール・モンディアル・ソーヴィニョン……………………………………..15
特集/トスカーナワイン ………………………………………………………………… 19〜35
ヴェルナッチャ、キアンティ、ヴィノ・ノビレ ………………………………………….. 20
キアンティ・クラッシコ・コレクション …………………………………………………… 24
ベンヴェヌート・ブルネッロ 2017 ………………………………………………………….. 25
特集/ドイツワイン ………………………………………………………………………..40〜52
Making Life Sparkle ! ヘンケル & カンパニー・ゼクトケラライ…………………..40
レポートドイツのワイナリー AhrとRheinhessen ……………………………………..42
ProWein2017 世界最強のワイン・アルコール飲料トレードフェア……………….46
常に先駆者であり続けるメゾン・ジョゼフ・ドルーアン─────────36
ボトルデザインを刷新したマリーブリザール──────────────38
ジャスパー・モリス講演抄録 世界から見た日本ワイン─────────53
WANDSstreet ───────────────────────── 60〜70
Statistics────────────────────────────54〜59
<今月の表紙>
トスカーナのワイナリーを訪問して「土壌は?」と質問すると、キアンティ・クラッシコでもモンタルチーノでも「ガレストロ」という言葉が返ってきていた(今はもう少し詳細を教えてくれる造り手が増えた)。ガレストロは、もろい泥灰岩とライムストーン混じりの土壌で、触るとしっとりひんやりしている。白っぽいものから灰色、茶色っぽいものまであり、岩石の状態から破片のようになったもの、あるいは風化してもっと細かくなったものまであり、色も形状もさまざまだ。見た目は随分違うのにどこに行っても「ガレストロ」と言われるから初めは戸惑った。石造りの建築の多い欧州では、建物や外壁に使われている岩石を見ればその土地の土壌がわかることが多い。このガレストロは、カステッロ・ディ・フォンテルートリの畑の脇に積まれていたものだ。
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