- 2017-7-6
- Spirits
アサヒビールとブラウン・フォーマンビバレッジスジャパンは5月12 日から12 月2日にかけて、『ジャック ダニエル』の世界観が楽しめる体験型イベントを全国で展開する。東京を皮切りに、移動式のジャックカーで47 都道府県を順次巡回するというもの。メールやSNSの普及により、直接会わなくても人がつながれるようになった現代において、あえて出向いて酒と音楽で人々をつなぐことをコンセプトにしている。
東京会場のサナギ新宿でプレス内覧会を開いた。各種ドリンク(500 円)を購入すると1杯につきコイン1枚を進呈。これでジュークボックスのオリジナル曲を選べ、専用ゴーグルを装着すると3D 映像が表示されるバーチャルリアリティを体験できる。また、自社製樽のこだわりを訴求するため、抽選で熟成樽の樽片に顔写真と名前などをその場でレーザープリントする特典を用意。チャコールメローイングによるウイスキーの香りの変化を体験できる場も設けた。
アサヒビールの笹原俊一マーケティング第三部長は「昨年のJD の販売実績は前年比109.7%の26 万4000 ケース(8.4L 換算)となり、2013 年1月の取り扱い開始から4年連続で過去最高の売り上げを更新。今年は5%増を目指す」と語った。
坂元太郎BFBJ 日本支社長は「世界的にクラフトマンシップを持ったウイスキーが成長しており、JD は1桁台後半で伸長している。今後の需要増大に備えてアラバマ州トリニティにこれまでの4倍の能力を備える製樽工場を新設した」と語った。(A. Horiguchi)
トップ画像:笹原部長と坂元日本支社長(東京会場)
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