- 2019-1-30
- Wines, イタリア Italy
世界各国でプレミアムワイン造りを行っているジャクソン・ファミリー・ワインズが、アメリカ以外の土地で初めて手にしたエステイトがトスカーナだった。現地でセールス・ディレクターを務めるぺぺ・スキブ・グラチアーニが来日し、試飲セミナーを開いた。
2つのワイナリー
故ジェス・ジャクソンが1994年に見つけたのは、キアンティ・クラッシコのエリアで最もシエナに近いカステルヌオーヴォ・ベラルデンガにある歴史ある農園だった。1504年からタジャ家が領地を拡大し、1829年からはピッコロミーニ家が引き継いだ。敷地は1,000haもあり、そのうちぶどう畑は92ha。標高300〜500mまでに点在しており、63区画をすべて個別に醸造しているという。まだ植樹の予定がありさらに畑は広がりそうだ。
面白いことに、ここには2つの顔がある。キアンティ・クラッシコに特化したワイナリーはTenuta di Arceno、ボルドー品種による国際的なワインに特化したワイナリーはArcanumで、醸造家も別々なのだ。 (Y. Nagoshi)
つづきはWANDS 2019年1月号をご覧ください。
1月号は「ブルゴーニュワイン、イタリアワイン、ウイスキー」特集です。
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