東京で3回目の開催となる 「北海道 食とワインの夕べ」 GI Hokkaidoワインを多数紹介

山梨に続いて、2番目となるワインの地理的表示「北海道」が昨年6月28日に国税庁長官指定を受けて以来、すでに第1回、第2回の認定審査を経て、赤52、白51、ロゼ10銘柄におよぶ認定ワインが誕生している。現在、第3回目の認定審査が進行中で、2月21日に発表される予定。さらに多くの「GI HOKKIDO」をラベルに表示するワインが誕生する見通しだ。

こうした流れを受けて、1月16日、東京では第3回目となる「北海道 食とワインの夕べ」が開催された。当日は、北海道各地の食材を使い、Wakiyaグループオーナーシェフ脇屋友詞氏と、会場となったセルリアンタワー東急の総料理長福田順彦氏のコラボレーションによる中華とフレンチ料理とともに、単独出展ワイナリー10社とNPO 法人ワインクラスターが紹介する15ワイナリーの道産ワインが試飲に供された。

乾杯の音頭をとった、道産ワイン懇談会会長を務める勝井勝丸池田町長は、「北国の北海道では暖かい地方とは異なり、いろいろな品種を導入しワイン造りに挑戦している。今日はGI表示の道産ワインを沢山もってきているので、できればワイン50種すべてを試飲し、道産ワインを愉しんでいただきたい」と挨拶。

また、来賓として登壇した北海道出身の吉川貴盛農林水産大臣は、「明日からドイツ、ベルリンで開催される77か国による農業大臣会合に出席するために出立する。期間中はフランスの農業大臣との会談も予定されており、ワイナリー協会から要請があったフランスからの苗木の輸入について、しっかりと折衝を行ってきたい」と語った。

 

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