リオハのグラン・レゼルヴァ市場 をリードするファウスティーノ

明治屋はこのほど、同社直輸入洋酒(ワイン&スピリッツ)を紹介する試飲会を開催した。当日は、J.J. モルチェ、GIV、ルンガロッティ、ジュヴェ・カンプス、ウェンテ、ウェイクフィールド、ビスケルトなどの定番商品と、昨年から取扱が始まったワイルドターキー、チンザノなど計170品目強を紹介。さらに、季節に合わせて得意先向けに行っている予約受注(バイオーダー)では、チェーロ・エ・テッラ(イタリア、プーリア)赤、カステラーニ(イタリア、シチリア)赤白、キンタ・ダマレスおよびキンタ・カラペソス

(ポルトガル、ヴィーニョ・ヴェルデ)白など計9品を試飲に供した。この予約受注はすでに3月15日に締め切り、商品お届けは6月上旬の予定。

この日は、さらに、昨年9月から取扱が始まったスペイン・リオハのワイナリー「ボデガス・ファウスティーノ」からアジア輸出担当マネージャーのサンティアゴ・ディアス氏が来日し、試飲セミナーを開催した。

ファウスティーノは1861年創業の家族経営ワイナリー。当初はバルクワイン主体であったが、1930年からボトルワインビジネスに転換し、リオハでアイコニックワインをつくるためにボデガス・ファウスティーノを設立した。現在は、リオハでは最大級となる650ha の自社畑のほか、リベラ・デル・ドゥエロ、ナバーラなどにも計1200haの自社畑を所有。リオハ域内の3 か所を含む計7ワイナリーで5つのアペラシオンにまたがるワインを製造している。リオハでDO カバを造った最初のワイナリーであるとともに、とくに、「ファウスティーノ1世」はリオハ産グラン・レゼルヴァクラスの輸出量においてシェア39%を誇っている。

「リオハでは所有畑が2、3ha というところがほとんどであり、域内に4 つの畑計650ha を所有するファスティーノはトップ生産者のひとつ。畑は冷涼気候で石灰粘土質土壌のリオハ・バハに加え、リオハ・アラベサの標高600 ~700mの高地にもあり、一部は樹齢150 年超の古樹も栽培されている。これによって、ヴィンテージごとのコンディションにかかわらず、均一な品質のワインをつくり出すことができる」のが大きな強みだという。

セラーに常時ストックされているワインは6万5000樽、750ml瓶にして1000万本以上。

ファウスティーノ5世レゼルヴァ2013  

テンプラニーリョ92%、マスエロ8%を使い、アメリカンオークの古樽で18 か月寝かせた後、瓶熟6か月。チェリーやバニラの香り。ほどよいボディと肌理細やかなテクスチャー。フレッシュな果実の風味ときれいな酸が飲み口の良さをもたらしている。

 

ファウスティーノ アイコン・レゼルヴァ・エスペシャル2014

リオハ・アラベサにある平均樹齢36年の畑6haのブドウをhaあたり3.2tで収穫したテンプラニーリョ95%、グラシアーノ5%。100%フレンチオーク樽で18か月熟成した後、最低2年の瓶熟を経て出荷。しっかりとした骨格を持ち、エレガントかつバランスのとれた味わい。「グラン・レゼルヴァの場合は樽熟成が24か月必要だが、このワインはフレンチオークを使い、リオハの新しいトレンドをシンボライズしている」。

 

ファウスティーノ1 世グラン・レゼルヴァ2005

アラベサにあるオイオン畑のテンプラニーリョ85~90%に、グラシアーノとマスエロをブレンド。樽熟および瓶熟それぞれ最低2年という規定よりも長く、フレンチおよびアメリカンオーク樽で26か月、その後瓶熟最低3年を経て出荷。「ファウスティーノ1世は毎年造られる訳ではなく、2005年は昼夜の温度差に恵まれた優れたヴィンテージ。次のヴィンテージとなる2008年産は1週間前にリリースされた」。

 

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