「WAPIRITS TUMUGI」 フード系飲食にも浸透中 バー提案先行、“クセ”が差別化ポイントに進化

三和酒類(大分県宇佐市)の「TUMUGI」が好調だ。バー業態向けの提案をはじめとして、近年はフード系の飲食業態へも販路を広げている。営業担当の井上文太チームリーダーに話を聞いた。

 

バー業態で着実に広がり見せる

発売当初は、接客を通じてお酒の情報を発信できる・お酒に価値を与える場所としてバー業態で重点的に営業取り組み。しかしはじめのうちは「麹の香りが強くて使いづらい」といった声も聞かれたという。「しかし使っているうちに個性として捉えていただけるように変化し、むしろアレンジを加える工夫を積極的にしていただけるようになりました。麹の特徴的な香りは、特に日本人には味噌や醤油などでもなじみ深い香りでだんだん慣れて行かれることが多いようです。個性的なところもあり差別化を図りやすいというご評価をいただいています」という。

一味違うカクテルを創造

素材の味わいばかりでなく、カクテルベースとしての用途も好評のようだ。「『振り負けしない』というご意見もいただいています。ハードシェイクしてもベーススピリッツの特徴が壊れない、強い味のものと合わせてもニュアンスがしっかり残るので、カクテルが引き立つと評価されています。

(後略)

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