- 2021-10-7
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ボルドーワイン委員会より、2021年の収穫について情報が届いた(2021年10月7日)。
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天候:夏の終わりのボルドーは今年のぶどうを優れた品質に仕上げるための好条件を享受。
- 例年に比べ乾燥した天候:2021年8月の降水量は平年値56ミリメートルのところ29ミリメートルを記録
- 比較的涼しかった夏の天候(気温 平年値21.4°Cに対して20.6°C):特に辛口白ワイン・ロゼワインにとってはアロマが十分に保たれる
- 穏やかな気温:過度な気温上昇なし(平年の猛暑日数7.2日のところ今年は3日)
収穫日程:過去数年続いた早生傾向からすると、2021年はオーソドックスな日程が予想される。
- クレマン・ド・ボルドー(発泡酒、白およびロゼ)およびロゼ用ぶどう:8月25日前後にスタート
- ソーヴィニヨン・ベースの辛口白ワイン用ぶどう:多くのシャトーにおいて9月頭からの3週間で実施
- 赤ワイン用ぶどうの収穫(ボルドーの栽培品種の89%を占める):9月中旬にスタートし、本格スタートは25日前後
赤ワイン用品種では早熟なメルロの収穫から始まり、続いてカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランを収穫 - 甘口白ワイン用ぶどう(セミヨンなど)の作業を待って完了となる予定
- 収穫量:現段階で既に低下が予想されている。
- 主な原因:ボルドー全域で被害が見られた春の霜害とベト病の影響
ただ、畑やワイナリーによって状況にはかなりのばらつきがあり2021年の収穫は前述の被害から免れたぶどうを適切に収穫する作業に時間が割かれることが予想される。
正確な生産量は2022年2月に公表予定。
<ボルドー若手生産者に聞く2021年ヴィンテージ>
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