日酒販直営、日本酒メインの飲食・物販店舗「Shop・Café TASU+(タスプラス)」オープン

日本酒類販売は、東京ミッドタウン八重洲地下1階に10月1日グランドオープンの、飲食と物販の直営店「Shop・Café TASU+(タスプラス)」の報道向けプレオープン披露を9月21日に行った。

 日本酒をメインに、様々な提案をプラスして“日本酒復権”に貢献するというコンセプト。特に20~40代女性に向けて日本酒、糀、酒粕など醗酵商品をテーマに、新たな日本酒ファンづくりにも取り組む。

店舗イメージは「まるでカフェのようなバー」。カウンタースペースでは、2022年Mr.SAKEグランプリの山﨑友輔氏や、日本酒専門店で経験を積んだ野中希良那氏が担当し、日本酒の世界を堅苦しくなく紹介。炭酸で割ってアルコール度数を調整する、カクテルにして飲みやすくするなど自由な楽しみ方で、日本酒の入り口の間口を広げる。

 飲食スペースでは、塩糀サーモンのキッシュ、甘酒ソフトクリームなど、糀や甘酒を使ったやさしい味わいの料理と、1杯45㎖(飲み比べセットは30㎖×3種)で少しずつ楽しめる日本酒のペアリングを提案。「フルーティー」から「しっかり系」「すっきり系」と選びやすい味わいチャートに合わせた日本酒14品を揃え、飲用経験を増やし好みの銘柄を見つける機会を増やしていく。

 物販スペースでは一合(180㎖)、二合(360㎖)の持ち帰りやすく価格も手ごろなサイズを厚めにして最大100品目を揃える。小物なども意識して揃え、“親しみやすさ”に重点を置いている。

蔵元やイベント団体などとコラボしてワークショップや、新商品披露や有料試飲会など、大型モニターを使ったイベントも可能。日販30万円~40万円の見込み。

日本酒類販売の羽毛田進執行役員経営企画室室長は「酒問屋である日酒販が、お客様と造り手の橋渡し役として酒類の需要喚起に貢献したいと思い、創業の地、八重洲に出店した。店名は、商品を単に仕入れて販売するのではなく、造り手の想いや飲み方の工夫、料理との相性など様々な価値を足して、さらにプラスしてお客様に楽しんでいただきたいとの想いから名付けた」と説明。
齋藤晴信店長は「競合店がひしめく東京駅ですが、競い合うのではなく、お酒やお料理にあれこれ価値をプラスしてお客様に楽しんでいただく体験型の店舗を目指します。飲んだことがない方も多い『日本酒』をクローズアップし、いろいろチャレンジして“日本酒復権”に貢献したい」と話した。

所在地:東京都中央区八重洲2-2-1、東京ミッドタウン八重洲B1F。
店舗面積30坪。席数はテーブル32席、カウンター5席。営業時間は10時~23時(予定)。予算はランチ1,000円~2,000円、ディナー3,000円~6,000円。

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