ワイン＆スピリッツ専門誌「ウォンズ」

サントリーは酒税の税率改正に伴い、23年10月1日出荷分より、「ビール、新ジャンル、ワイン、紹興酒　95ブランド561品目」の生産者価格の改定を実施する。また同じく23年10月1日出荷分より、「ビール類等　10ブランド26品目」の生産者価格の改定を実施する。詳細は下記のとおり。

【酒税の税率改正に伴う、酒類の一部商品の価格改定について】

【酒税の税率改正に伴い、今回価格改定する商品のブランド・品目数】
◆ビール（減税）： 10ブランド47品目
◆新ジャンル（増税）： 4ブランド19品目
◆紹興酒（減税）： 4ブランド5品目
◆ワイン（増税）： 77ブランド490品目
合計95ブランド561品目

【酒税の税率改正に伴う価格改定の背景】
23年10月の酒税の税率の改正を踏まえた価格改定。

【主な価格改定実施品目】

カテゴリー	主な対象商品
ビール	「ザ・プレミアム・モルツ」「サントリー生ビール」 「パーフェクトサントリービール」など
新ジャンル	「金麦」「金麦〈糖質７５％オフ〉」「金麦〈ザ・ラガー〉」など
ワイン	「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」 「サンタ バイ サンタ カロリーナ」「フレシネ」など
紹興酒	「曲渓」「蘭亭」「会稽山」「翠亭」

【価格改定は、いつ以来か】
◆ビール：
－缶：2022年10月以来。
－瓶、樽：2022年10月以来。
◆新ジャンル：
－缶：2022年10月以来。
－樽：2022年10月以来。

なお、酒税法改正に伴う１キロリットルあたりの増減税額は以下の通り。
◆ビール：19,000円の減税
◆新ジャンル：26,250円の増税
◆ワイン：10,000円の増税
◆紹興酒：20,000円の減税

 

【ビール類等一部商品の価格改定について】

【今回価格改定する商品のブランド・品目数】
◆ビール類（瓶・樽）： 9ブランド25品目
◆その他酒類（樽）： １ブランド１品目
合計10ブランド26品目

【価格改定の背景】
近年の原材料、資材、輸送費等のコストアップ影響を企業努力だけで吸収することは極めて厳しい状況となっているため。

【主な価格改定実施品目】

※酒税法改正による１キロリットルあたりの増税・減税は以下のとおり。
◆ビール：19,000円の減税
◆新ジャンル：26,250円の増税
◆ワイン：10,000円の増税
◆紹興酒：20,000円の減税

【なぜ業務用（瓶・樽）だけ一部商品価格改定をするのか】
“近年の原材料、資材、輸送費等のコストアップ影響に加えて、循環容器の回収コストなど物流費の高騰影響を家庭用製品よりも強く受けています。更にコロナ禍以降の業務用製品の大幅な販売数量減は回復しきっておらず固定費負担が増加したままであることなどから、瓶・樽製品について価格改定させていただく事としました。”