ラツィオ マルコ・カルピネーティ

ビオディナミ栽培による古代品種ベッローネの復活

ローマを南に50km、フラスカーティーやマリーノで知られるカステッリ・ロマーニを過ぎてさらに南下を続けると、丘陵の中腹に隠れるように佇むコーリの村が現れる。背後にはアペニン山脈の一部であるレピーニ山塊が広がり、西にはティレニア海岸が見える。海からの温暖な風と山からの冷涼な風に恵まれ、古代ローマ時代から優れたワイン産地として知られてきた。ベッローネ、グレコ・モーロ、ネーロ・ブオーノなどの興味深い土着品種が残っている。忘れられていた時代もあったが、意欲的な生産者が次々に出てきて、再び注目を集めている。コーリ再興の先駆者で、主役のひとりがマルコ・カルピネーティである。代々続くワイナリーの運営を1986年から始めたマルコは、自然と調和したブドウ栽培……(続きは本誌に掲載)

問い合わせ アビコ ☎03-6407-9522 https://avico.jp/

続きは、WANDS 1-2月号

【特集】躍進し続ける南アフリカワイン
【特集】スピリッツ・リキュールの多様性
【特集】イタリアの白ワイン
【BUYER’S GUIDE】 スペインのガルナッチャ

をご覧ください。

ウォンズのご購読・ご購入はこちらから

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る