ペルノ・リカール・ジャパン、プレミアムメスカル「デルマゲイ」2品の取扱い開始

ペルノ・リカール・ジャパンはプレミアムメスカル「デルマゲイ」の日本取扱いを始め、「デルマゲイ ヴィーダ」と「同チチカパ」の2品を7月16日から発売した。

左が創業者のロン・クーパー氏。触れているのがマゲイの球茎(ピニャ)

メスカルはアガベ(リュウゼツラン、マゲイとも)を主原料とするメキシコ特産の蒸留酒。テキーラがブルーアガベのみを原料とするのに対し、メスカルは50種類超のアガベの使用が認められているため、その産地や品種によって味わいの個性が異なることが魅力の一つとなっている。
「デルマゲイ」は創業者であるアメリカ人アーティストのロン・クーパーが“職人技のメスカルを世界に広めたい”という考えから、1995年にデルマゲイ・シングル・ヴィレッジ蒸留所を設立。10以上の先住民生産者と協働し、それぞれの異なる文化、方言、言語、職人技、そしてメスカル造りをを尊重することで、それぞれのボトル銘柄の個性的な味わいを生み出している。「シングル・ヴィレッジ・メスカル」は「デルマゲイ」が商標を所有。

 取扱い商品の「デルマゲイ ヴィーダ」は、カクテルの多様性を際立たせるミキシング・メスカル・カテゴリーのパイオニア。オアハカ州サン・ルイス・リオのレッドアント川が流れる熱帯の地で、アガベ・エスパディン種を使用し、薪による直火式銅製蒸留器で2回蒸留による製造。マンゴー、タンジェリン、ジンジャー、ローストアガベ、シナモン、バーントサンダルウッドのニュアンスを持つ。2010年の発売から、カクテルに用いるメスカルとしても世界中のバーテンダーから高い期待と注目を集め、パイオニアとして需要を拡大させてきた。
アルコール分は42%。750㎖、オープン価格(参考小売7,700円)。
「デルマゲイ チチカパ」は、村ごとに代々受け継がれたメスカルの絶妙な世界観や味わい、こだわりの違いを楽しめる。デルマゲイが設立された1995年にアメリカで販売された最初の銘柄の一つ。チチカパム村で育ったローカルのアガベ・エスパディン種を使用し、小規模の蒸留所(パレンケ)で伝統的な製法により製造。蒸留は薪による直火式銅製蒸留器で2回蒸留を行う。スイートアース、ローストアガベ、チポトレ(燻製唐辛子)、ベーキングチョコレート、ミントのニュアンス。作り手のアート性を称える、まるで生産地であるチチカパム村を旅しているかのような、土地の魂の味わいが楽しめ、まずはニート(常温)で味わうのがお勧め。
アルコール分は48%。750㎖、オープン価格(参考小売11,550円)。

 

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