トランプ大統領訪日に伴う10月28日の米国大使館での夕食会で供されるワイン3種 フリーマンなど

カリフォルニアワイン・インスティテュートによると、ドナルド・トランプ大統領の訪日に伴い10月28日に東京で開催される米国大使館の夕食会で、3種類のカリフォルニアワインが選ばれた。

その3種類は、

2021年シュラムスバーグ ノース・コースト・ブラン・ド・ノワール

2023年ファー・ニエンテ ナパ・ヴァレー・シャルドネ

2022年フリーマン アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワール

到着したリリースの一部を伝える。

 

在日米国大使ジョージ・グラス氏とそのチームは、カリフォルニアを代表するワインの数々を徹底的に試飲し、ワイン選定を支援した。

大統領訪日中の米国大使館レセプションにフリーマン・ワインが採用

10月28日のイベントで、カリフォルニア産ワイン3種が選出、うち1種はアキコ・キュヴェ・ピノ・ノワール

ワイナリーの共同創設者ケン・フリーマン氏は「フリーマンのワインがこの重要なイベントで米国を代表できることを光栄に思う」と述べ、「当社のワインがカリフォルニアを代表するワインのアイコンたちと並んで提供されるのは特別な喜びだ」と語った。

ワインメーカー兼共同創設者のアキコ・フリーマン氏は日本生まれで、そのルーツは23代前に遡る。2024年には女性として初めて、日本政府より農業分野の卓越した功績を称える栄誉ある「緑白綬有功章」を受賞した。

フリーマン・ワインは長年、米国と日本の架け橋となってきた。2015年にはオバマ大統領が安倍晋三首相の公式晩餐会で提供し、2023年にはカマラ・ハリス副大統領とアントニー・ブリンケン国務長官が岸田文雄首相の米国訪問時の国務省昼食会にフリーマン・ワイン3種を選定した。

同ワインはワシントンD.C.の日本大使館やニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコの日本総領事館でも提供されている。フレデリック・J・ライアン・ジュニア著『ワインとホワイトハウス』によれば、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領がホワイトハウス晩餐会における「アメリカ産ワインのみ」の方針を確立し、これは現在も継続されている。ワイン生産国の指導者を招く際には、両国にゆかりのある最高級ワインが選ばれる。

フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーについて

ケン&アキコ・フリーマン夫妻は2001年、ロシアンリバー・バレーとソノマ・コースト産の冷涼気候ピノ・ノワールに特化したフリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーを設立。海の影響を受ける険しい地形が生む複雑な味わいに惹かれた夫妻は、ロシアンリバー・グリーンバレー地区の西端に位置する冷涼な地にワイナリーを構え、ブドウ畑を開拓した。現在、フリーマンの自社畑にはCCOF認定オーガニックのグロリア畑とユキ畑に加え、セバストポル・ヒルズに新たに植樹された9エーカーのコフ畑が含まれ、これにより自社畑産ワインの割合は95%に達する見込みです。醸造責任者であるアキコは、表現豊かで優雅なフリーマンのピノ・ノワールとシャルドネの各ヴィンテージを指導しています。ワイナリーの年間生産量は約6,000ケースです。

 

編注)10月26日にこの記事をアップした当初、CWIからの情報をそのまま記載しましたが、冒頭で記した「この夕食会は、新たに就任した日本の高市早苗首相が主催」の内容には誤りがあるとわかったため、削除させていただきました。『フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー』PR事務局による事実確認では、主催者はジョージ・グラス駐日米国大使であったとのことです。

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