虎ノ門ヒルズ「ステーションタワー」6日開業 クラフトビアパブなど駅直結飲食街が充実

森ビルが開発を進めてきた「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が10月6日に開業する。稼働中の森タワー、ビジネスタワー、レジデンシャルタワーと4棟を広場状の「T-デッキ」で連結し、一つの街として整備。総延床面積792,000㎡、商業店舗数170店で、六本木ヒルズに匹敵する規模の大型複合施設が誕生する。2日にメディア向け内覧会を行った。

ステーションタワーは高さ266mで地上49階地下4階建て。
最上部(45~49階、一部8階)には情報発信拠点「TOKYO NODE」を開設する。10,000㎡のスペースで、メインホールと3つのギャラリーを単体や回遊型の会場として利用可能。49階には屋上レストラン「apothéose」と「KEI COLLECTION PARIS」およびレストラン利用者と対象イベント参加者のみが利用できるインフィニティプール「SKY GARDEN & POOL」を展開する。
オフィス(9階、10階、15~44階)では、8か所にワーカー同士のコミュニケーションやコラボレーションを促進する「マグネットゾーン」を整備。
「ホテル虎ノ門ヒルズ」(1階、11~14階)はハイアットのインディペンデントコレクションのひとつ「アンバウンド コレクションby Hyatt」が東京初進出。客室数205室でプレミアム空間を提供する。

商業スペースは地下2階~地上7階。地下鉄虎ノ門ヒルズ駅に直結する地下2階には、“食”を中心としたスペース「T-MARKET」を開設。3,000㎡のエリアに個性的な27店舗が出店する。
 「dam brewery restaurant」は新業態のクラフトビール醸造所併設ブルワリーレストラン。ビールはクラフトビール製造から販売までをプロデュースするアウグスビールがトータルディレクションし、醸造所からの出来立てのビールをレギュラーサイズ780円から提供。フードはNYミシュラン三ツ星「Jean-Georges」で日本人初のスーシェフを務めた米澤文雄氏が監修。
 「角打ち KAN」は酒類卸・業務用販売の榎本酒類が角打ちスタイルで日本の酒文化を世界に発信する。セルフ式で日本酒10種類とクラフトビール5種類、焼酎やワインなどを揃えて“チョイ飲み”のスペースを提供。またコの字カウンターでゆっくり飲める「酒処」エリアでは自由が丘の人気店「おでん高太郎」を10年経営していた店主を料理長に、新名物「虎ノ門おでん」を提供する。
「Äta CAVE D’OCCI」はミシュラン10年連続掲載の魚介ビストロ「アタ」と新潟の人気ワイナリー「カーブドッチ」がコラボしたカジュアルビストロ。自家製ソーセージをはじめ、旬の食材とワインを提供する。
また、南側フロアは第2弾オープン(11月24日)で、ウイスキーボトルバー「TRAD デン虎ノ門」や、欧州チーズとワイン提供の「LAMMAS/ISTINTO」や「Ta-im虎ノ門」、「ovgo Baker BBB」など13店が揃う。
さらに来年1月16日には4階にエリア最大のダイニングフロア(20店舗)なども増え、新たな食体験を提供していく。

 

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