- 2026-5-28
- NEWS, Others, Whiskey & Spirits, Wine
- MHDモエヘネシーディアジオ, シャンパーニュ, シングルモルト, トマ・ブルック, ロゼワイン

MHDモエ ヘネシー ディアジオの新社長に3月1日付で就任したトマ・ブルック氏は、輸入記者会との会見を4月27日に都内で行い、2026年上半期方針について「各ブランドでエモーショナルなつながり(共感価値)を深める施策に継続して取り組み、ブランド価値や購買意欲を高めていく」と述べた。
「着任からこれまでの間で日本の文化やビジネスから様々なインスピレーションを得ている」と話し、今後のビジョンについて「メゾンの創設者のレガシーを次の世代へ継承するという重要なミッションがあり、遺産の守り人として我々が持つたくさんの価値あるブランドをしっかりと高みに持っていくことが重要だ。日本市場の文化、ガストロノミー、ナイトライフ、アートやミュージックのどこに響くかを理解し、ラグジュアリーな飲用シーンを創出したい」と話した。そのためにはシェフやソムリエ、バーテンダー、小売店といった、直接消費者と接する“エモーション(感情)のつながり”をプラットフォームとして重視していくという。
そのうえで「単純な成長ではなく、ブランドと消費者のエモーショナルなつながりを強化する。各ブランドの持つ価値・資産をさらに強化し、アイコニックでラグジュアリーな印象を感じてもらえるようにする」という。日本市場はグローバルトレンドとシンクロする一方で独自の特徴もある。一つ言えるのは、日本市場における様々なプレミアム化はいまも継続していること。祝いの場、ダイニング、食事やギフトの場面で高質化が進んでいる。レベルアップした差別化が求められており、より良い製品、より良いホスピタリティで大浪区名マーケットに取り組んでいくと話す。
日本の市場は「国内およびインバウンドの富裕層の購買意欲は依然として旺盛だ。競争は厳しいが、個人的には、より良い選択肢が提供される市場は健全だと思っている。市場は変革を求め、それを実現しようとダイナミックに変動する流れを加速できるように当社としても取り組んでいく」と説明。変化に向けて取り組む例として「ロゼワイン市場への注力」にも言及した。
今後の取り組みについて「全体的にはこれまでの活動のパフォーマンスに満足している。レジリエンスを強化し、文化的な強みも発揮するとともに、イノベーティブなコラボも行い満足している。これまでの取り組みを継続して進めていく。行くべき道、基本となる土台、地盤はしっかりできている」と説明。
カテゴリー別では、シャンパーニュは日本市場におけるリーダーシップを堅持し、プレステージ商品の価値を高め、新たな消費者の開拓にも取り組んでいく。
ブラウンスピリッツはシングルモルトウイスキー「グレンモーレンジィ」「アードベッグ」、コニャック「ヘネシー」の成長が著しく、柱となるカテゴリーとして引き続き注力していく。
スティルワインは南仏・プロヴァンスのロゼワイン飲用機会創出を強化していく。ニュージーランドワイン「クラウディーベイ」はワイン事業のアイコンとして注力する。ナパワイン「ジョセフ フェルプス」もアイコン的存在であり、もっと成長できるポテンシャルがある、と話した。














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